52/107
第五十二話
さあ、そしてついに授業の当日。
俺らは申し訳程度にローブを着て装備を変えている。
顔でわかる人はいないとの判断だ。
仲いい人たちには事前に話を通してるので大丈夫なはず。
ついに全員がゲームに入る。
見た感じ半分ぐらいの人はもうやってるっぽい。
半分は初期装備だし今日始めたのだろう。
まずはゲームの説明をしている。
あれ、意外とバレてない?
聞いた感じによると、まあゲームをみんな楽しく進めつつ、たまに全員で何かをする感じらしい。
そこそこ自由にできるようでこちらとしてもありがたい。
絶対に勝てないとはいえいまだ勝負挑んでくるやついるからな。
先生の説明も終わり、みんなが自分のステータス確認したり、友達とこれからどうするか話し合ってる。
あれ、これ行けんじゃね?