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ディープシティ  作者: 唯月逆音
2章
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第三十九話

中に入ってみるとそこは広い空間だった。


この様子の違いがここがボス部屋であることを俺たちに認識させる。


そして大きな音を立て出てきたのはナメクジの親戚みたいな形をしためちゃくちゃでかいモンスターだ。


うえっ


『よし、早く倒そう!』


それはみんなの共通認識だったらしい。


それにしてもでかいな…


って言ってたらなんか周りから普通のサイズとは言えないがボスと比べるとかなり小さいナメクジがうようよ湧いてきた。


なんか微妙ー


ここだけ?こんな微妙なダンジョン


冬雪がとりあえず周りのナメクジを切り捨て、京子がボスナメクジにライフルを1発当てれば、ボスにHPバーは表示されたものの減ったか減ってないか分からないくらいしか減ってない。


「これは普通に倒そうと思ったら時間かかるしなにか弱体化のギミックでもあるのかな。だし黒羽、頑張って探そ…」


「『血の手形』」


穹が何か言い終わるより先に俺は魔導書を取りだし魔法をうつ。


するとその魔導書は黒い液体になり地面に染み込んでいく。


本来手に触れている相手に飲み発動する即死魔法なのだがこの魔法もスキルで射程が伸ばされ見事ナメクジに命中する。


『え?』


全員の声がシンクロし、こちらを見る。


「あれはまともに倒すキャラじゃないよ黒羽…」


「というかあれって倒せるキャラだったんですね…」


冬雪、他に倒した人はいなかったのかい。


「私のライフルも弱いわけではないんだけどな…」


なんかごめん。

ナメクジー!

そこにいたばっかりに…

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