第三十一話
「ふーっさすがに疲れた。」
「やったじゃん、黒羽!」
「よくあんなん思いついたね、さぎりん。」
「私もすごいと思います。けど、私たちほぼなんにもできなかったんじゃ?」
「いやいやそんなことないよ。3人が居なきゃ多分勝てなかったよ。」
「強かったね。また勝負したいしフレンド登録してくれない?」
「フレンド登録、だと!」
まじかそんな制度あったのか…
「そのレベルの新人に俺負けたのか…」
「いや、あれは勝ててないですから…ってかそんな制度あったなら教えてよ穹!」
ま、いいやとりあえずパーティーメンバーと目の前の人とこの前やった時のアタッカー繋いどくか。
この人の名前はthe spearらしい。
矛か、いい名前だ。
「ちなみに穹、フレンド登録するもどんなことが出来んの?」
「まあ、メッセージ送れたり何時でも勝負できたりするくらいかな?」
「じゃあまたお願いします」
「俺の方こそ、今度は負けないからな」
そして俺らの本拠地に戻る。
「いやーにしても黒羽すごいね。もうトップと張り合えてんじゃん。」
「ほんとに相手トップとかなら教えてよ。試合中に初めて知ったからね?」
「うう、それはごめん。あ、そうだ今日の晩御飯んの後空いてる?空いてるならちょっと部屋に来てくれない?」
「まあいいけど。」
英子と春千は顔を見合せにやっとする。
「ついにか。」
「長かったね。」
何の話?