表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ディープシティ  作者: 唯月逆音
1章
27/107

第二十七話

これから棒線入れたら相手視点になったとか他の人視点になったと思ってください

試合は相手が距離を置いたことで静かな展開になる。


その間に俺はビルに登り、残り二人を観察し続ける。


────

相手サイド


「ねえ、今どこにいるの?合流しに行くから。」


「一応罠には気をつけろよ、さっき戦った時かなり強かったぞ。」


「ま、大丈夫なんじゃない?だって壁とか床注意してれば終わりでしょ?簡単簡単。」


「それは楽観視し過ぎだと思うけど私も注意してれば躱せるとは思う。合流しに行くね。」


「壁にも床にもなんもないよ、あいつ焦ってて何も出来なかったんじゃない?」


「それは有り得そう。」


いや、そんなはずない。

俺との戦いの中も詠唱を見つけられるくらい落ち着いていて頭がいい。

壁にも床にもないということは、


「まて、進むな!」


「えっ、何って?」


────

よし、入ったな。


止まった?


どうせアタッカーがなにか口出ししたのだろう。

だが遅い。


そこはもう罠の真っ只中だぜ?


『絶対半径』解除


たったそれだけで大量の斬撃が2人を襲い、2人は落ちる。


俺は暇な時間意味もなく素振りしてた訳ではなく、斬撃をうって罠を張っておいた。


ただし壁でも床でもなく、空気中に。


よく見ていれば気づいたかもしれないが、壁と、床だけに注意を払っていた奴らに当てるのは簡単だった。


さあ、いよいよ決着をつけるところだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ