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ディープシティ  作者: 唯月逆音
1章
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第十六話

「悪かった。新人だからってバカにして。あんたは強かったよ。」


根はいい奴のようで試合が終わり次第すぐ謝ってきた。


「いやいや、そりゃ新人がいたらびっくりすると思うので大丈夫ですよ。」


と、話していたら


ピローン♪


何かと思いみてみると、『技名を設定しますか?』

というものだった。


穹に聞いてみると試合中よく使った技は、技名を設定することでその名前を言うだけで自動で打てるようになるようだ。

今回で言うと斬撃地面に伝わせるやつか。

あと天井抜きもか。


何か花の名前…


じゃ、斬撃の方を躑躅(アザレア)

天井抜きは禊萩(リスラム)で。


「ま、最初の方は大変かもしれないけど楽しいから頑張れよ!」


「はい、また勝負しましょう!」


「その手の友情って謎だわ。なんで絡んできた人と仲良くなれるのよ。もう眠いからそろそろログアウトして寝ようか。」


「だね。」


──────


「穹、どっちが先にお風呂入る?」


と聞いたはいいが、その直後肩に人一人分の重みがかかりすやすやという寝息も聞こえてくる。


(肩で寝んなよ!)


と思いつつ穹を起こす訳にも行かないのでここで固まる。


途中でんみゅうとか寝言が聞こえてくる。


ま、穹もなんだかんだ言って今日は疲れたんだろうな。


けど、


「ほんとにありがとね穹。」


と言うやいなや穹は寝返りを打ち顔が向こうに向く。


あれ、俺も意外と疲れてて意識が…


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