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オチコボレで優等生
おれは
小学生の
時から
ずっと
学校の勉強が嫌いで
学校も
大嫌いな
オチコボレだった
勉強もスポーツも
出来ない割には
いつでも
人よりも
目立ちたかったし
クラスの
学級委員にも
積極的に
立候補した
そんなおれのことを
担任の
先生は
いつでもおれは
特別な
目で見てくれた
当然のことながら
クラスの
同級生たちからは
反感を買った
みんなは
腹の中で
おれのことを
こう思っていた
「勉強もスポーツも
ロクに出来ないクセに
先生の前では
いい子ぶりやがって
アイツは一体
何様の
つもりなんだ?」
てな具合に
そんなおれに対して
いつしか
同級生たちからの
不満は
爆発した
「先生、大西くんは
悪い子です
男子からも
女子からも
嫌われています」
そうみんなから
訴えられて
おれはショックを受けた
おれは涙目に
なりながら
担任の先生に
「ボクはそんなに
悪い子でしょうか?」
そう訊いた
「大西くんは
正義感の強い
良い子ですよ
でもみんなには
そのことが
伝わらなかった
のでしょうね」
先生はそう言ってくれた
いずれにしても
おれは学校も
学校で教わる
勉強も
学校に通ってくる
同級生たちのことも
あまり好きには
なれなかった




