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第692話「リオが一番幸せな人生を送る為にはどうしたら良いのか、いろいろな事象を鑑みて、知恵を絞り、私が一生懸命に考え抜いた方法なの」

大盛り上がりとなった楽しい宴が終わり、

アマイモン、ティエラの父娘、そしてパイモンは、

『ではまた明日』と一旦異界へと帰って行った。


その帰り際、ティエラは個人念話で、


『ねえ、今夜、リオの夢の中へ行くから。例の件はふたりきりで、ゆっくり話そ!』


と、リオネルへこっそり耳打ちもして行った。


夢の中へ行くとは、常人には理解しがたい言葉である。

しかしリオネルはすぐピン!と来た。


ティエラもリオネル同様、夢魔法を習得しており、

他者の夢の中へも入れるのだと。


そして『ふたりきりで話したい』例の件とは、

先ほどアマイモンが自分を呼んだ『婿殿』の事であろう。


瞬時に理解したリオネルは『お待ちしています』とだけ、返事を戻したのである。


という事で……就寝後に気が付けば、広大で緑いっぱいな草原に、

リオネルは、ひとり立っていたのだ。


草原には広葉樹の森がいくつか点在しており……

目の前の森の木々には、色鮮やかな果実がたくさん実っていて、

土地がとても豊かである事を示している。


ふっと感じた。


この地は、まさに地の精霊ティエラが好みそうな場所なのだと。


そして不思議な事に、幻の世界たる夢なのに、はっきりと五感を認識する。


暑くも寒くもない丁度良い気温。

草の香が、爽やかに漂う。

吹く風も本当に心地良い。

遠くで、鳥が鳴く声がしていた。


……とんでもなくリアルだ。

現実世界と全く違わない。

凄い夢魔法だと思う。


いつか自分の行使する夢魔法も、この域に到達したいとリオネルは願った。


と、そこへ、


『リオ!』


いきなりリオネルを呼ぶ声が心に響き、

目の前の空間が不自然に割れ、ティエラが姿を現し、すたっ!と草原へ降り立った。


現実世界と同じ、いつもと変わらないティエラの登場シーン。

なので、驚く事ではない。


『こんばんわ、ティエラ様、昼間はお疲れさまでした』


『こんばんわ、リオ。そちらこそ、お疲れ様。座って話そうか』


『はい!』


という事で、他には誰も居ない大草原でふたりは座った。


『何にせよ、まず謝るわ。リオの事を私の婿ってお父様が呼んだ事をね、本当にごめんなさいっ!』


両手を合わせ、謝るティエラ。


『いえ、いきなりでびっくりしただけですから、それ自体はとても光栄な事だと思いますが……何か、ありましたか?』


リオネルが尋ねると、ティエラはきっぱりと言い放つ。


『うん! あったわ! 私がね、心変わりしたの!』


『ティエラ様が心変わりですか?』 


『ええ、悩みに悩み、考え抜いた末の心境の変化よ』


『悩みに悩み、考え抜いた末の、ですか?』


『うん! 思い出してみて、以前私、言ったよね?』


ティエラに言われ、リオネルは改めて記憶をたぐる。


「私とリオが結ばれる……という展開が本当は理想だけど、残念ながら現実的ではないじゃない」


「一番大きいのは人間の寿命の問題。人間は長くても、せいぜい100年少ししか生きられない。もし結ばれて、結婚しても、妻の私がリオをさびしく見送るのは確定でしょ?」


「結婚してたった100年たたずに、リオと死に別れるなんて、そんな悲劇は私には耐えられないし」


「だから私は、思い切って決めたの。リオの正妻には、素敵な人間族のお嫁さんをめぐり合わせるって……」


『確か……ティエラ様は、寿命の問題があるから俺の正妻には、素敵な人間族のお嫁さんをめぐり合わせるって、おっしゃっていましたね。そのお考えがお変わりに

なったのですか?』


『ええ、変わったわ。リオとヒルデガルドのやりとりがきっかけになってね』


リオネルとヒルデガルドのやりとりがきっかけで、

ティエラの考えが変わった?


『俺とヒルデガルドさんのやりとりを聞いて、ティエラ様のお考えが変わったのですか?』


『ええ、寿命や純血主義など関係なく、リオと結ばれる事が最高の幸せだと言い切ったヒルデガルドにすっごく刺激されたの』


『そ、そうなんですか』


『ええ、1,000年を生きるアールヴのヒルデガルドがそう言い切るのなら、永遠の時を生きる精霊の私だって自分の気持ちに素直になろうって思い直した。そしてリオとの先行きをね、改めてじっくりと考えたのよ』


ティエラはそう言うと、柔らかく微笑んだのである。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


『ええっと、ティエラ様。俺との先行きって、ヒルデガルドさんと話したのと同じように結婚の話ですか?』


『うん、OKしてくれたら、私とリオが結婚するって話』


『俺がOKしたら、ティエラ様と結婚ですか』


『ええ! そして同時にヒルデガルドもリオの妻になるの! 妻は多くても構わないじゃない?』


ティエラの言葉にリオネルは驚いた。


『え!? ヒ、ヒルデガルドさんも俺の妻に!? つ、妻は多くても構わない!?』


『うふふ、意外って表情だけど、私は嫉妬なんかしない、全然大丈夫だから』


『ティエラ様は全然大丈夫、なのですか?』


『うん! 私が正妻なら精霊界はOK!』


『な、成る程』


『という事で、申し訳ないけれど、精霊の私ティエラがリオの正妻になり、ヒルデガルドは二番目以降の妻になる。それをリオとヒルデガルドには了解して貰うわ』


しれっと言うティエラ。


『それにアールヴ族の国イエーラでは一夫多妻が認められている。人間族の国ソヴァール王国、アクィラ王国もね』


『確かにそうですが……』


『そして! 精霊の私は、いずれ地母神になるわ。産めよ増やせよの地母神ならば、一夫多妻でもノープロブレムでしょ?』


『な、成る程、そのロジックは何となくですが納得します』


『うん! 何となくでも納得して! でも大事なのは、これから100年先ね』


思わずリオネルは尋ねる。


『え!? 大事なのは、これから100年先ですか? もしかして……それ俺の死後の話でしょうか?』


『ピンポーン! ピンポーン! 大正解!!』


『ですか。まあ、確かに100年経てば、人間族の俺はほぼ寿命となるでしょうね』


『うん! 好奇心旺盛なリオが不老不死の魔法を探し出し、習得していない限りはね。もしくはダークサイドへ堕ちて、不死者(アンデッド)になるとかさ』


『うわ! さすがに不死者(アンデッド)になるのは嫌ですね』


『あはは、やっぱり、それはないわよね』


『ですね』


『話を戻すと、今のまま、生き方のスタンスをあまり変えず、ダークサイドへ堕ちるとかのイレギュラーなしで人生を全うしたら……リオは生前に積んだ数多な徳を評価され、ほぼ100%今のアリスティドみたいになるわ』


『え!? 現在のアリスティド様と同じにですか? つまり俺は死んだら英霊になるって事ですね』


『うん、そう! 妻になった私もリオが英霊となるべくフォローするし!』


『それは、ありがとうございます』


『うん! 英霊となったリオは更に昇華して上の存在、まずは上級聖霊を目指すのよ』


『英霊となった俺が更に昇華して、まずは上級聖霊を目指す、のですか』


『そう! 停滞を良しとせず、現状維持に満足しない、常に前向きなリオの事だから、英霊に収まらず、もっと上の存在を目指すでしょう?』


『俺が英霊に収まらず、もっと上の存在を目指す……まあ、そうかもしれません』


『で、まとめると、死後、英霊となったリオは、地母神を目指す私と同じ異界で暮らしつつ、一緒に修行をし、昇華してまずは上級聖霊を目指す。更にはもっと上の存在を目指すかもしれない! 現世の人々を時には助け、時には戒めながらね』


実際、アリスティドの英霊召喚を自身で行い、

英霊を目の当たりにしているリオネル。

ティエラの話に対し、イメージが、はっきりと湧いて来る。


『成る程! 英霊となった俺は地母神を目指すティエラ様と同じ異界で暮らしつつ、一緒に修行して昇華し、まず上級聖霊を目指す。更にはもっと上の存在をも目指す。現世の人々を時には助け、時には戒めながら……それはとても面白そうですね』


『でしょ? これから100年以上経ち、リオの寿命が尽き亡くなってからも、生前同様、楽しい日々が続くのよ』


『はい、ティエラ様と一緒に修行するのは、凄く楽しいでしょうね』


『でしょ? うふふ、そしてね! 英霊のリオが修行し、昇華して上級聖霊になれば、地母神になった私と正式に結婚出来るの!』


『地母神になったティエラ様と上級聖霊になった俺が正式に結婚、ですか』


『ええ、そうなるまでは精霊と人間族の事実婚みたいなものだけど、地母神と上級聖霊の結婚ならば、創世神様の(ことわり)において、どこからも文句は出ない。既にお父様にはご了承を頂いているわ』


『アマイモン様にご了承をですか?』


『ええ、リオとの結婚は勿論、それに至る手順の全てもね』


だから上機嫌のアマイモンが、リオネルを『婿殿』と呼んだのであろう。


しかし、ここまでティエラが考えたとは……

リオネルと結婚すると決めたのは、やはり本気の本気らしい。


『な、成る程! 話は分かりました。でも……』


『でも? なあに?』


『ティエラ様と同時に俺と結婚したヒルデガルドさんは俺の死後……どうなりますか?』


心配そうに問いかけるリオネル。


対してティエラは柔らかく微笑む。


『うふふ、リオは優しいね。安心して! ヒルデガルドへはビッグチャンスを与えるから』


『ヒルデガルドさんへ、ビッグチャンスを』


『ええ! それに人間族とは寿命が違うアールヴ族のヒルデガルドには、良いケア方法も考えたから、だいじょうぶいっ!』


『ええっと、ヒルデガルドさんへは良いケア方法を考えたのですか?』


『うん! リオの死後、数百年以上ぼっちとなるヒルデガルドのメンタルをキープするのは並み大抵のケアでは無理。だから、良いケア方法を考えたのよ』


『成る程。良いケア方法ですか』


『うん! 教えてあげる! 良いケア方法とはね、もし望めば、寂しくならないよう精霊の私が英霊のリオを、ヒルデガルドの(もと)へ召喚するの。地母神になってからもガンガン呼ぶわ』


『うお! それって英霊召喚ですか? 精霊や神様が俺を英霊召喚するとか、そういうのあり、なんですか?』


『ありあり! 大あり!』


『大ありですか? 成る程、成る程。それはナイスアイディアですよ!』


思わずリオネルは声が大きくなった。


自分でさえ、アリスティドを生身の人間のように英霊召喚出来た。

であれば、ティエラが自分を英霊召喚しても同じか、それ以上だと。


アリスティドのような人間っぽい英霊リオネルが召喚され、

死別して悲しむヒルデガルドと再会し話せたら……

というイメージがはっきりと浮かんだのだ。


『でしょ? 分かる?』


『はい、とても良い方法だと分かります。ヒルデガルドさんと英霊の俺が話せ、彼女を慰めたり、励ましたり、アドバイスも出来ますから』


『うん! その通り! この方法だったらヒルデガルドも死ぬまでの間、孤独ではなく、前向きに生きられるでしょ?』


『ですね!』


『ヒルデガルドは私と同時にリオと結婚。幸せな結婚生活を満喫し、人間族のリオは先に逝去。そして英霊となったリオが私に召喚され、ヒルデガルドを盛り立てつつ、彼女はアールヴ族ソウェルとしての人生を全うするの』


『成る程! であれば俺も心配なく先に逝けます』


『でしょ? それにヒルデガルドも亡くなるまでの間、数百年頑張って徳を積めば、リオ同様、英霊になれるかもしれないしね』


『え? ヒルデガルドさんが英霊に?』


『そう! 亡くなってからも、ず~っと一途にリオを想い、徳を積んで英霊となったならば、死後もリオと一緒に居られるようにしてあげる。亡霊ではなく英霊のヒルデガルドならば、私達と同じ異界の領域に存在出来るから』


話の大筋が見えて来て、リオネルは納得し、頷く。


『成る程。それがビッグチャンスを与えるって事ですね』


『ええ、そうよ』


『ヒルデガルドさんの死後は、ティエラ様、俺とヒルデガルドさんの3人で、同じ異界において修行する事になる、とかですか? でもティエラ様が、ヒルデガルドさんをそこまでフォローしますか』


『うん! 必ずフォローする! 何度も言ったけど、条件をクリアすればね』


『条件をクリアですか』


『ええ! 改めて言うわ! ヒルデガルドがず~っと一途にリオを想うのであれば、そして英霊になるべくまじめに励めば、彼女が亡くなるまで、そして死後も、私が責任を持ってフォローする事を約束する。まあ私がフォローしても、ヒルデガルドが100%必ず英霊になれるとは限らないから、相当努力して貰うけど』


『成る程』


『但し、あの子がリオの死後、心変わりして違う相手と恋に落ちたり、再婚したら、私はあっさりと(たもと)を分かつ!』


『ですか』


『うん! リオを介してアールヴ族とはつながっているんだもの。冷徹だと言われそうだけど、リオと何の関係もなくなったアールヴ族へ肩入れする義理はないわ』


『成る程』


『他のパートナーと愛し合う事を選んだヒルデガルドには全く別の道がしるされる。そして別の道を歩むヒルデガルドは、もし徳を積んで英霊となってもリオとの再会は(かな)わない。だって、新しいパートナーに申し訳ないでしょ』


『成る程ですね』


『ちなみに! ミリアン、ブレンダを含め、リオが人間族の素敵なお嫁さんと巡り合うのも、私は精一杯フォローする』


リオネルはティエラと結婚する。

同時にヒルデガルドとも……


しかし、リオネルの生前はミリアン、ブレンダを含め、

人間族の女子も結婚相手として探す。


さすがにリオネルは驚いた……一体、どういう事だろうか。


『え!? 俺が生きているうちは、ミリアン、ブレンダさんを含め、人間族の素敵なお嫁さんと巡り合うのも、ティエラ様が精一杯フォローするのですか!?』


『そうよ! ずっと異界から見守っていたけど、ミリアンもブレンダもとってもいい子じゃない? ヒルデガルドと平等にチャンスを与え、幸せのアシストくらいしてあげたいわ』


『ヒルデガルドさんと平等に、チャンスを与え、幸せのアシストを……』


『ええ、そして人間族の女子も、ヒルデガルドと条件は全く同じよ。一途にリオを想いつつ、生前に徳を積み、英霊となれば、死後もリオと一緒に居られるようにする。もしも英霊になれなかったら、ただただ弔うしかないけれど』


『成る程、本当に全員公平……なんですね』


『うん、まあ、全員公平という原則ではあるけれど、この提案は私主導という原則がある。何度も言うけれど、リオの正妻の地位は精霊の私ティエラという事にして貰うわ』


『はい、ヒルデガルドさんの件もありますし、それは、ご主張して構わないと俺は思います。ティエラ様のご判断とお力がなければ、成立しない事なんですから』


『ありがと、リオ。で話を戻すと、人間族のお嫁さんよりリオが先に逝けば、ヒルデガルドと同じく英霊として私がリオを呼び出し、嘆き悲しむお嫁さんを慰め、励ますのもありだしね』


『成る程……………………』


『そこまで話し、まずはヒルデガルドに判断して貰うわ』


成る程を連発してしまうほど、あまりにも多くの内容が入って来て、

改めて整理し熟考するリオネル。


そんなリオネルへ、ティエラは言う。


『そもそも、リオに私との結婚を受け入れるよう強制は出来ないし、完璧な提案とは言えないけれど……』


そこまで言い、ティエラはより真剣な眼差しでリオネルを見つめる。


『リオが一番幸せな人生を送る為にはどうしたら良いのか、いろいろな事象を鑑みて、私が知恵を絞り、一生懸命に考え抜いた方法なの』


『俺が一番幸せな人生を送る為に……ティエラ様が知恵を絞り、一生懸命に考え抜いた方法ですか。成る程。確かに考え抜いた上、練りに練られたという感じがしますね』


『ええ! 私の事情を考えるのは勿論、懸念のあるヒルデガルドとの結婚を解決する為、ミリアン、そしてブレンダ、他の人間女子達の気持ちや将来も考慮したのよ』


ティエラの提案は、リオネルの幸せを最優先し、

更に自分を含めた女子達も全員幸せになるよう考え抜いたもの。


地の最高位精霊が、人間族の自分の為に、ここまで……


正直嬉しい。

そして自分や他者を気遣い想うティエラがいじらしい。


じっと見つめて来るティエラを、リオネルは慈愛を込めた眼差しで、

見つめ返したのである。

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⛤『頑張ったら報われなきゃ!好条件提示!超ダークサイドな地獄パワハラ商会から、やりがいのあ

る王国職員へスカウトされた、いずれ最強となる賢者のお話』《完結》

⛤『異世界ゲームへモブ転生! 俺の中身が、育てあげた主人公の初期設定だった件!』《完結》

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