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第486話「レベルを『33』とし、各種パラメータも順調にアップ」

休憩の最中、妖精ピクシーのジャンを励ました後、

転移魔法行使で、約50m下の地上へ降りると、

リオネルは、地下124階層の探索を再開した。


小さな竜に擬態した凍れる竜フロストドレイク、

妖精ピクシーのジャンが空中から探索し、

地上はコブラ蛇のような魔獣アスプ20体がカバーする。


リオネルは、相変わらず、シーフ職スキルを駆使し、


『隠形』『忍び足』で、すっ、すっ、すっ、と空気の如く進む。


当然、先ほど同様、索敵も発動……

魔力感知を最大範囲で張り巡らせ、外敵への警戒も怠らない。


地下149階層まで、出現する全ての魔物と対戦し、屠ったリオネル。

相手を知り尽くした上、索敵、視認など敵の捕捉も万全。


単独で戦ったり、仲間と連携して戦ったり、または仲間に全て任せたり、

自由自在に戦う。


また地形も完全に手の内に入れ、いくつか瘴気に満ちた地も魔法で浄化。

更に探索のペースを上げて行く。


地下124階層の探索が終わりに近づいた時には、

ドラゴン――竜族、巨人族を数多倒していた。


よし!

と満足げに頷いたリオネル。


またもドラゴン3体を仲間と倒し、死骸を収納の腕輪へ搬入。


既に確認済の地下125階層への階段へ歩きだした時である。


リオネルの心の中へ、

あの独特のランクアップファンファーレが鳴り響き、内なる声が淡々と告げて来た。


チャララララ、パッパー!!!


リオネル・ロートレックは、レベル『32』に到達しました。


チートスキル『エヴォリューシオ』の効果により、


身体能力、五感が全般的に大幅アップしました。


体内魔力が大幅に増量しました。


魔力回復力が大幅にアップしました。


魔法攻撃力が大幅にアップしました。


物理攻撃力が大幅にアップしました。


対魔法防御力が大幅にアップしました。


対物理防御力が大幅にアップしました。


魔力軌道制御力が大幅にアップしました。


『破魂貫通撃』の熟練度が大幅にアップしました。


『地の浄化魔法』の熟練度が大幅にアップしました。


更に少し間を置き、内なる声が淡々と告げて来た。


……リオネル・ロートレックは、ドラゴン族を、数多ノーダメージで倒しました。


チートスキル『エヴォリューシオ』の効果により、


ギフトスキル『ドラゴンスレイヤー』の能力がアップします。


ドラゴン族への物理及び魔法攻撃力が40%アップします。


ドラゴン族からの物理攻撃が30%ダウンします。


ドラゴン族からの特殊攻撃が20%ダウンします。


「おっし! レベル32だ! 各パラメータも順調に上がってるぞ!」


うん!

ギフトスキル『ドラゴンスレイヤー』の能力を極めれば、

スライム、ゴブリン、オーク、オーガ同様、『ドラゴンハンター』のスキルを習得出来るかもしれない。


はっきりした手ごたえを感じたリオネル。


唯一、残念なのは、アールヴ族の魔法使い、イェレミアスの魔力残滓や、痕跡が発見出来なかった事。


但し、ひとつはっきりした事がある。

昨日、ケルベロス、オルトロスの魔獣兄弟が、この地下124階層探索した時、

イェレミアスの魔力残滓はなかった。


しかし今日あったという事は、

イェレミアスが近くに存在している可能性が高いという事。


焦っても仕方がないと、リオネルは考える。


イェレミアスは神出鬼没に、動いている。


まあ、そちらは、仲間達の協力も得て、丹念に探して行くしかない。


再び、大きく頷いたリオネルは、下層へ降りる階段へ向かったのである。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


地下125階層へ降りたリオネル。


愛用の懐中魔導時計を見れば、時間は午後2時過ぎ。


目の前にはまたも同じ風景が広がっていた。


まだ時間はある。


午後5時を少し過ぎて、もしも行けるのなら、

126階層へ進むのにチャレンジするか!


よし、午後5時30分をリミットにしよう!


予定を決めたリオネルは、地下125階層の探索を開始した。


相変わらず、あらゆる地形を楽々とこなす。


また凍竜フロストドレイク、妖精ピクシーのジャンは、地上から70mの高さを自在に飛び、魔獣アスプも地を飛ぶように走る。


その間も、敵――ドラゴン、竜族、巨人族が現れ、ガンガン倒し……


午後5時30分となり、125階層をほぼカバーし、本日の探索は終了となった。


リオネルは無理をせず、リミット時間ありきで、

地下126階層へは行かなかったが……


レベルを『33』とし、各種パラメータも順調にアップ。


そして、ギフトスキル『ドラゴンスレイヤー』の能力も上がり、


ドラゴン族への物理及び魔法攻撃力が40%アップ、

ドラゴン族からの物理攻撃が30%ダウン、

ドラゴン族からの特殊攻撃が20%ダウンなどなど、


……満足の出来る結果となったのである。

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