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暴走幼女藍沙ちゃん  作者: ねがぽじ
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暴走幼女藍沙ちゃん~第5話~

~注意事項~


これはオリジナルの百合小説です

カップリングは、高校生17歳×子供9歳です。

約一名幼女が暴走します

登場伽羅は全員女性です

登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です

白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です。

子供が18禁すれすれの変態的な発言と行動をして暴走をします。

苦手の方は、注意してください。

藍沙ちゃんのしたことを実際にしたら犯罪になるから絶対に真似をしないで下さい。

純恋愛だと思って読まれた方の気分を害される場合がありますから注意してください。

この掲示板に不適切だと言う苦情がありましたら消去する場合がありますからご理解よろしくお願いいたします。


~暴走幼女藍沙ちゃん~


~第5話~


落ち込んでいる藍沙ちゃんを元気つけようと思った。

だから自分が落ち込んでいる時に良く来る街が見える公園の丘に連れて来た。

そして藍沙ちゃんの口から自分のとんでもない内容を教えて貰った。


「以上が私が隠していた秘密です……」


藍沙ちゃんから全ての秘密を教えて貰ってとても思い内容で何も言えなくなった。

藍沙ちゃんの秘密は、自分が遺伝子操作で愛し合ってではなくて人工的に作られた存在って事だった。

そして藍沙ちゃんの優秀な能力により傷ついた藍沙ちゃんの母親に捨てられたって事だった。

そして今の育ての親に拾われって事だった。

私は、こんな子供の藍沙ちゃんがこんなにも苦しんで来たと知らなった。

日頃から明るく振る舞っていた藍沙ちゃんが無理をしてきたのでないかと思うと胸が締め付ける様に苦しくなった。

藍沙ちゃんになんて声をかけたら良いのか解らなかった。

でもせめて藍沙ちゃんの苦しみが和らげてあげればと黙って藍沙ちゃんを抱き締めた。


「お姉様……?」


藍沙ちゃんは、私が何故抱き締めたのか解らずにきょとんとして私の名前を呼んだ。


「ごめんね、藍沙ちゃんがこんなにも苦しんでいるのになんて声を掛けたら良いのか解らないの。

駄目な姉でごめんね……」


私は、藍沙ちゃんを抱き締めながら藍沙ちゃんに何も出来ない事が悲しくて涙を流して藍沙ちゃんに謝った。


「もう泣かないで下さい、お姉様。

確かに昔は、とても苦しかったですわ。

でもお姉様や今のお父様やお母様やお姉様のお父様とお母様に出会えて昔ほど辛くなくなりましたわ。

何よりも今は、愛するお姉様が側にいてくれるのですから不幸な訳は、ありませんわ。

だから笑って下さい、お姉様」


藍沙ちゃんは、私の流した涙をハンカチで拭くと私のほっぺたを触り優しく微笑んだ。


「ごめんね、藍沙ちゃん……

辛いのは、藍沙ちゃんの方なのに逆に慰められるだなんて姉失格だよね……」


私は、藍沙ちゃんを慰めるつもりが逆に慰められて自分の方が年上なのに情けなく感じた。


「もうお姉様たら泣き虫何ですから……

私は、お姉様の驚いた顔や笑った顔や恥ずかしがる顔や発情した顔が好きなのですわよ。

ですからお姉様の泣き顔は、見たくありませんわ。

ですから笑った顔を見せて下さい」


藍沙ちゃんは、困った様に苦笑いを浮かべて私の気持ちを落ち着かせる様に優しく微笑んだ。


「もう発情した顔なんか見せた事がないよ……

でもありがとう、藍沙ちゃん」


藍沙ちゃんが私の笑ってほしいって望むのならばって思いニッコリと笑って見せた。


「はい、どういたしましてですわ、お姉様」


藍沙ちゃんは、私の笑顔を見て満足そうにやんわりと微笑み返した。

私は、藍沙ちゃんに何か出来ないだろうかって考えた。

私は、これで藍沙ちゃんの悩みを解消されるか解らなかった。

だけれども藍沙ちゃんに何かしてあげたくて藍沙ちゃんの産みの親に会う事にした。

昨日会ったばかりだからまだこの街にいると思い学校の放課後に藍沙ちゃんの産みの親を探す事にした。


「ごめんね、藍沙ちゃん、放課後用事が出来たから先に帰っていてくれないかな?」


私は、学校が終わると教科書やノートなどを鞄に直すと私の近くに来た藍沙ちゃんに先に帰るのをお願いをした。


「そうですか……解りましたわ、先に帰ってご飯を作っておきますわね。

お姉様、晩御飯は、何か食べたい物がありますか?」


藍沙ちゃんは、私の言葉を聞いて何かあるのかって感じ取りあえて何も聞かなかった。

鞄を持って晩御飯のリクエストを質問をした。


「うん、それならばカレーを食べたいかな……?」


私は、少しだけ口元を押さえて考え込むと好きな食べ物をリクエストした。


「カレーですね、解りましたわ。

美味しいカレーを作っておきますわね」


藍沙ちゃんは、私のカレーを食べたいってリクエストの言葉を聞いて私と夫婦になったみたいで嬉しそうにニッコリと笑った。

私は、藍沙ちゃんと別れて藍沙ちゃんの産みの親を探した。

多分一昨日の朝に会った女性が藍沙ちゃんの産みの親だと思った。

会って何か出来るのかは、解らなかった。

このまま藍沙ちゃんと藍沙ちゃんの母親が仲が悪いのは、悲し過ぎると思った。

藍沙ちゃんのお母さんに何処で出会えるかは、確証はなかった。

でも藍沙ちゃんのお母さんは、旅行鞄を持っていた。

そしてこの街の旅行客が泊まれるホテルは、1つしかなかった。

だからそのホテルに泊まっている可能が合った。

だからホテルの前で待つ事にした。

夜の六時半くらいに旅行鞄を持って藍沙ちゃんのお母さんが現れた。


「あら、あなたは、この前の藍沙と一緒にいた、女の子よね。

こんなところでどうしたの?」


藍沙ちゃんのお母さんは、私を見掛けると意外そうに私を見つめた。


「は、はい……実は、藍沙ちゃんの事で逢見さんと話がしたいと思いますが大丈夫ですか?」


私は、藍沙ちゃんの事を逢見さんに伝えて良いのか解らずに言い難そうに伝えた。


「藍沙……あの子の事でどうかしたの?」


逢見さんは、藍沙ちゃんの名前を聞いて怪訝そうに私を見つめた。


「藍沙ちゃんと逢見さんとの過去の事を聞きました」


私は、逢見さんに全ての事を知っている事を伝えた。


「それであの化物が何か言っていたの……?

私の事をさぞかし憎んでいたでしょうね」


逢見さんは、業とらしく藍沙ちゃんを化物を呼んで見せた。

憎い様な怒った表情をするけれどもその表情が傷ついている様に見えた。


「逢見さんは、本当にそんな事を思っているのですか?

逢見さんは、何だか無理をしている様に見えます」


私は、逢見さんから感じた違和感を素直に伝えた。


「……それは、どう言う意味なの……?」


逢見さんは、怪訝そうに睨む様に私を睨んだ。


「私に娘がいないから自分の子供のいる親の気持ちが解りません。

でも自分の腹を痛めて産んだ自分の子供が嫌いになるだなんどうしても思えません。

本当は、自分でも解っているのでないですか?

藍沙ちゃんに嫉妬しているだけだと事にです。

高校生なのに子供の藍沙ちゃんよりも頭が悪くて情けなくなる事もあります。

それと別に藍沙ちゃんは、とても良い子です。

たまに暴走をして苦労する事もあります。

でもそれも含めて藍沙ちゃんの事が好きなんです。

逢見さんは、藍沙ちゃんと忘れられない大切な思い出が必ずあるはずです。

それを思い出して下さい!」


私は、逢見さんの肩を掴んで逢見さんに藍沙ちゃんとの思い出を思い出してほしくて真剣な表情で逢見さんを見つめた。


「藍沙との思い出……」


逢見さんは、藍沙ちゃんの産まれた時の事や仲が良かった最初の三年間の事を思い出していた。

すると藍沙の事を思って自然と涙が流れてきた。


「そ、そんなの知らないわよ!」


逢見さんは、はっと我に返り自分の気持ちを誤魔化す様に両手で涙を拭いて私に反論する様に睨んだ。


「逢見さん……直ぐに変わるってのは、無理だと解っています。

ですがこれからの藍沙ちゃんを見守ってあげて下さい。

藍沙ちゃんは、この先必ず苦しい場面に出会す事があると思います。

その時に本当に助けになるのは、親である逢見さんの力なのです。

だからどうかよろしくお願いします」


私は、頭を深々と下げて逢見さんに藍沙ちゃんの事をお願いをした。


「あの子は、全て自分で解決する様な子よ。

私が今更助けをする必要も私が助ける筋合いもないわよ。

でもあの子が破滅していくのを知るのも面白そうね……

だからあなた、私とLINEを交換しなさい。

そしてそのLINEであの子の事を報告しなさい」


逢見さんは、辛そうに困った様に苦笑いを浮かべた。

逢見さんは、今更藍沙ちゃんと仲良く出来ないって解っているみたいだった。

だからせめて藍沙ちゃんの情報が知りたくて藍沙ちゃんの事を報告する様に命令をした。


「ありがとうございます、逢見そん。

今は、それだけで構いません」


私は、逢見さんの本当の気持ちが知れたからそれだけでも良かったって思った。

私のスマホのLINEと逢見さんのLINEを交換した。

それから逢見さんは、ホテルに入ろとして立ち止まった。


「明日の朝には、この街を出るわ。

だからあの子の事をお願いね……」


逢見さんは、私に聞こえるか聞こえないかの小声で呟いた。


「はい、解りました、藍沙ちゃんの事は、任せて下さい」


私は、自分の胸を叩いて藍沙ちゃんの事を守る事を宣言した。

逢見さんは、振り向かなかったが藍沙ちゃんと昔の様に仲良く出来ない事が解ってなのか涙を流している様に見えた。

私は、藍沙ちゃんと逢見さんが仲良く暮らす未来が来れば良いのにって本心から思った。

私は、逢見さんがホテルに入るのを見送ると藍沙ちゃんの待っている自分の家に向かった。

私は、家に着くと玄関で藍沙ちゃんが出迎えてくれた。


「お帰りなさいませ、お姉様」


藍沙ちゃんは、私の顔を見ると嬉しそうに微笑んでくれた。


「ただいま、藍沙ちゃん」


私は、藍沙ちゃんの笑顔を見るとこれまで苦しんででも一生懸命に生きてきた藍沙ちゃんが健気で愛おしくなり藍沙ちゃんを抱き締めた。


「あ、あの、お姉様……?」


藍沙ちゃんは、いきなりなんで私が抱き締めたのか解らずに戸惑いながら私を見つめた。


「藍沙ちゃん、私を好きになってくれてありがとう。

私と出会ってくれてありがとう……」


私は、藍沙ちゃんを抱き締めて感謝の気持ちを伝える様に藍沙ちゃんのおでこにキスをした。


「んっ……お姉様……わたくしの方こそお姉様に出会た事を感謝してもしきれませんわ。

ありがとうございます、お姉様……」


藍沙ちゃんは、おでこに私がキスをすると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私を抱き締め返した。

私と藍沙ちゃんは、しばらく抱き締め合うとどちらともなく離れた。


「お姉様、晩御飯の準備は、出来ていますわ。

ご飯にしますか?

それともお風呂にしますか?

それともわたくしにしますか?」


藍沙ちゃんは、口元を右手の人差し指で触り色っぽく微笑んで自分を食べて欲しそうに私を見つめた。


「はーー、まったく何を言うのよ。

取り敢えずご飯にするよ」


私は、平常運転の態度の藍沙ちゃんに心が和んだ。

この様子の藍沙ちゃんがこの前の事で落ち込んでいる様に見えなかったのもあった。

だから業とらしく冷たい態度をした。


「もうお姉様たら連れないっですから……

解りましたわ。

ならば直ぐに晩御飯の用意を済ませますわね」


藍沙ちゃんは、私の答えを聞いて残念に微笑んだ。

藍沙ちゃんは、台所に料理を取りに向かった。

私は、藍沙ちゃんが台所に向かうのを見送り藍沙ちゃんに何が出来るだろうって考えた。

そしてこの愛おしく感じる藍沙ちゃんを必ず守ろうって心に誓った。


~つづく~








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