今度は空からお客様
この話は大戦中、陸軍の伊丹基地を空襲しに来た米軍機が対空火器で撃墜されたのが元になってます
豊中駐屯地跡はただの原っぱになっているが、今日はこちらにも「お客様がいらした」。
こちらは、パラシュートで空から降下である。
服装はえらく古臭い、大戦中のパイロットみたいだけど、、
なんとか着地したが、負傷もあるようで、うまくパラシュートが外れないみたいだ。
我々が近づくと、ハッとするが傷もあり激しく抵抗もできないようである。
服装からアメリカ人らしく見えるから、英語で呼び掛けると、負傷していることを伝えてきたのでまずは、止血と傷の保護をする旨を伝えると明らかに落ち着いたようだ。
こちらも、彼の正体が薄々わかったので、とりあえずは「捕虜」としての扱いを行う。
いきなり「異世界」どうのなんて説明されても、納得しにくいからな。
「貴官は捕虜とする。我々は貴官の協定に従い、取り扱うことを約束する」
そう言って、とりあえず水を与えてゆっくりしてもらうことになった。
フライトジャケットを見て「どうやら貴官は四国沖あたりの空母、ハンコックから発進し、カーチスのヘルダイバーで伊丹基地あたりの攻撃に来たようだね。」
さすがに彼も驚いたようであるが、ジャケットのワッベンに所属飛行隊があれば、だいたい想像つくから。
とりあえずは、大阪市内のアメリカ領事館に連絡して、もしいたら米海軍の武官に迎えに来てもらうのが一番だろう。
後は領事館の連中がうまく説明してくれて本国に返してくれたら一件落着だ。
その前にはわが陸軍の操縦士がおりてきて、やはり事実を伝えるのが大変だったのだ。
さあ一体なんでこうなんだろうか
大阪府豊中市の漂流転移特区何がでるやら