困った車
野畑交番にきたドライバーは、電気自動車の充電ができないとのこと。
「すいません、車の充電できるとこ教えてもらえますか?」
野畑交番を尋ねたドライバー。ちょっとしゃれた感じのドライバーに地図を見ながら、答えたお巡りさんだが、ドライバーからは、「実はそこにいったらできなかった」とのこと。
ふと気になり、外に行き車を見ると、見慣れない車。
モーターショーのコンセプトカーみたい。
嫌な予感から、フロント硝子の車検証みたら、やはりね。
「運転手さん、今は2017年10月30日だよ。」
「ありゃま、じゃ漂流転移しちゃってたんか!」
と、あまり焦ってもない様子。どうやらもう少し先の未来、ほとんどの車がEVになった時代から来てしまったようだ。
見ていると、スマホらしきものをさわっていたが、画面を見て納得された様子。
「どうやら、200メートル手前の転移域に入ってしまったようです。今のうちに戻ります」とのこと。
聞くと、未来では漂流転移が頻繁に発生し、いろんな不具合が発生したため、漂流転移する地域をチェックする体制ができているそうだ。
もっといろいろ聞きたいが、月末と言うことで忙しいみたい。礼を言うと、そそくさに出ていかれた。
まあ未来は便利になってるんだが、漂流転移が頻繁にあるのも考えてみたら大変だよな。
電気自動車の急速充電、まだ規格が統一されてません。
どうなりますやら