ドローンで警戒始まる
漂流転移、何がくるやらわからないから、ドローンでの警戒始めたら早速クレームが
こうなると、またプライバシーの侵害とか言うのが出てきました。
どこぞの政党の市政相談所の看板が出ているあたりでしたので、その筋でしょうか。
ところがどっこい、その申し立てに対して警戒ルートを変更した矢先にです。
六角形の長さ50センチくらいの「筒」が警戒ルートから外された辺りに、ぼろぼろと降ってきたんだな。
カメラに写された筒はたまたま軟弱な河原に突き刺さっていたが、
いくらかは、こともあろうか、風に流されて、
ドローンの警戒など、プライバシーの侵害で、平穏な市民生活の妨害でもある、とか言ってた、まさにそこに命中して屋根を突き破っていたのでありました。
市役所でこの「落下物」 を見ていた危機管理課は、「ただちに消防の出動要請、及び陸上自衛隊には不発弾処理の出動、警察にも落下地点周辺の警戒を依頼せよ!」 と即座に指示。
そうです、この筒は、昭和19年末〜昭和20年8月の間、散々日本本土に投下されたM67焼夷弾だったからです。
これの残骸は大阪府内の空襲をテーマに展示している施設でも見れますが、陸上自衛隊の桂駐屯地の資料室に展示されています。これは一番細部まできちんとした状態で展示されてますから、興味のある方はこちらでも。
話がそれましたが、やはりこれも時間軸のずれからの漂流転移が発生した影響でしょう。
これは運良く、上空で投下、コンテナから散布され落下の途中流された、それのたまたま一部が現代に流されてきたのでしょう。
これは、戦時中、私の亡き父の実家のあった豊中市は曽根近辺でも、かなりバラけて弾着している例があるから、そんなもんかも。
また割りと不発もあったと聞いてますから(不発弾をばらそうとしてやけどをした人がいたとも聞いてます)こんな程度の被害かもしれません。
さすがに、この時は、陸上自衛隊の第103不発弾処理隊によりすべての焼夷弾は「いいこ」になりましたが、この先はどうなるやら。
ただ、このあとはさすがの某政党の事務所にも「自衛隊を認めない」云々のポスターは貼らなくなったのは、興味深い話です。
どうなるやら