「伊丹基地」騒動記
漂流転移でやってくるのは、迷子の生き物だけではありません
そう言えば最近、「漂流転移」が起きてから、飛行機マニアに豊中市で注目されているのが、大阪国際空港。現時点では国際線は就航してないですが、、、。
「漂流転移」のお陰で、見慣れない飛行機が来ちゃうのです。特にアメリカ軍が。
この空港は戦後、返還されるまで、伊丹基地として使われてました。また、そのあとも新明和工業 伊丹工場として、米軍、自衛隊の整備してました。
だからって、今頃、コンステレーションだとか、アルバトロスとか、レシプロ大型機がね、降りてきたら困るんですよ。
第一、燃料がないから。
ジェットエンジンはガソリン使えます(時間の制約やらありますが)しかしレシプロエンジンはケロシン系のジェット燃料は使えません。
また、アメリカ軍の連中に昨日今日の時間空間の変異を説明しても、混乱しますよ。
そのために空港会社と国土交通省、航空局、自衛隊と在日米軍で協議の結果、「在日米軍臨時大阪空港連絡事務所」を設置することで合意したって訳。
この事務所には、長年在日米軍で勤務したベテランを配属、さらには降りてきた乗員と対応する時には、その時代にあった制服を着て対応するなどきめ細かな対応をしていくことになってるそうです。
そして、機体が飛行可能ならば、元のコースへの飛行を促して、希望しない場合は、本国なり好きなところへ行かせるなど処置しているとか。
また、今日みたいにはっきりしない天気には、特に多いそうで、千里川沿いの、滑走路南端では今日もマニアが頑張っています。
今も空を仰ぐと、30年位前に厚木で見たC‐1(米海軍の)が降りてきます。
懐かしいけど大変ですね
迷子のレトロな米軍機、マニア垂涎の代物です