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日常の「漂流転移」  作者: 通りすがりの野良猫
10/21

宇宙人、大阪に現る

とうとう「宇宙人」も出現しました

「漂流転移って現象、どうにかならんの?」

「まあ、制御できるんやったら、未来から来たちっとばかし太めの猫風なロボットが、提供してくれる、あちこち行ける扉みたいにやな、役立つけどさ」

国際宇宙ステーションから、漂流転移してきて、大阪府豊中市の野畑交番にいるJAXAの宇宙飛行士はボヤク。

そりゃそうだな。

厳しい選考の上、国際宇宙ステーションに我が国の「代表」的に行った人が、気がついたら大阪府豊中市のコンビニ前で倒れていたら、ビックリするワイ!

「別に、さぁ、変な宇宙細胞に遭遇した訳でもないやろ、月の裏側から発進する円盤やらに、あってもないやんな?」

話をするJAXAの宇宙飛行士は、困惑しながらも、どっか愉しげに話す。

解らんでもないんだよな。

宇宙が好きな人間が、人智を越えるような経験をしたんだ。

私だってうらやましい。

しかも、よくある円盤目撃のばか騒ぎと違い、訳も解らんうちに、いかなるエビデンスもなく国際宇宙ステーションから「脱柵」あるいは「脱走」はできないから、ほんとにサイエンスフィクションー!としか言えない体験をしたんだから!

陰謀論好きな方々はこれをどう処理するか見ものだが。

「ところで、このあとどないする?どないでもするよ♪」

「実家は大阪やから、家に帰ってもええけど、親がびっくりするから、とりあえずJAXAにお願いします」

「そりゃそやね、いきなり船内作業服で帰ってきたら、驚くわ!」

とりあえず、こっちも非番になったから飯でもって、ことでロマンチック街道で腹ごしらえどのこと。

一体、次はどんな「宇宙からの贈り物」がくるのやら


結局、少路駅前近くのバーまで足を伸ばしたようです

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