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フィリアの信仰  作者: 緑茶おいしい
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思わぬ再会

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よろしくお願いします。

「開戦は一ヶ月後の12月3日、場所はここより北、アイーフ荒原にて行う。相手の数は5万。内訳はその資料を見ておけ」


王の自室にて、戦争の日程を聞きに来たのだが、数と内訳まで乗っている資料が見せられるとは思ってもいなかった。


「なぁ、普通は、こんな丁寧な数字の書いた資料なんてないよな?」

「当たり前だ、今回は貴様の言うとおり、貴様の力を見せる為のデモンストレーションとして用意されている。だが、その後にも、こちらの軍とあちらの軍との演習もあるので、そのための詳細な資料だ」


俺は渡された資料に目をやると、ご丁寧に陣形まで書かれている。

もしこれが本当の戦争なら、軍略を練る方からしたら、喜んで小躍りするか、罠か、と頭を悩ませるのかのどちらかだろう。


そこで、俺はもしも異世界に着たら時用に、多少なりとメモ帳に色々と書いてあるのを思い出し、それを一冊アイテムボックスから出して、複製してから、王に渡す。


「なんだこれは?」


あぁ、日本語だから読めないのか。

一々翻訳するのも面倒だし、近いうち、勝手に翻訳してくれる魔法でも作っておくか。


「これで読めるだろ」


俺がもう一度、複製の際に、翻訳したメモ帳を王に渡す。


「………、貴様の世界の戦争の歴史か」

「そうそう、有名な戦争の戦術とか書いてあるから、魔法がある世界とは言え、使えるものもあるだろう」

「ふむ……」


特に、戦争は近代のではなく、中世時代の物で、有名なのはナポレオン戦争だろう。後は、カンナエの戦い等、有名所を幾つか書いてある。


「おい、この銃とはなんだ」


銃、といわれて、思わず嫌な顔をしてしまう。

でも仕方ないだろう、銃や大砲等が出来てから、戦争は一気に変わったのだから。

しかも、せっかくの魔法のある世界に、そんな無粋な物を使うのは俺くらいでいい。


「………、今度、実物を作って持ってくるけど、量産はしないぞ?仮に、魔人族が大量にせめて来たとしてもだ」


俺の反応から何か察したらしく、王は、どういった物か理解したらしい。


「なるほど、あまり良い物では無いらしいな」

「ただの歩兵が、魔法使い並になるかもしれないからな。俺の元の世界の戦争は、それよりも更に酷かったぞ」


戦争自体をお互い好んでいないという事は理解しているが、だが、どうしても必要と感じた場合は、きっと量産する事になるんだろうな……。


「分かった。だが、死んでしまっては元も子も無い、その時は頼むぞ」

「へいへい」


そういって、ゲートから戻ろうとして、アクアドラゴン等の素材の事を思い出した。


「あぁ、そうそう、この前アクアドラゴンを釣り上げてさ、素材いるか?」


あまりにも気軽に言う俺に、王は顔を顰める。


「貴様は常識知らず過ぎるな。まぁよい、全て買い取ってやる。だが、支払いは、10年払いだ」

「はいはい。上手いこと売りさばいて、さっさと財政を回復させてくれ」


アメリア王国自体の財政は元々潤沢では無い、可能な限り、国民に還元するように様座な方法を試したり等しているので、何かと金がかかるからだ。もちろん、前回のアルフレッドの件でも、何に使ったとかはあえて聞かないが、相当な金を使う羽目になっただろう。だが、この王は、国民の税金を上げるという手は、絶対に使わないだろうから、冒険者ギルドではなく、あえて王宮に素材を格安で売りつけているのだ。


ここでは場所が狭いので、広場にでて、アイテムボックス持ち達を集めて、全員のアイテムボックスに素材を移していく。なんとかギリギリ、収まったので、俺は今度こそ、屋敷に戻った。


------------------------------------------------------------------------------------


「それで、何をすればいい?」


戦争の日程を話すと、それまでの間に、何をすればいいかと、ソニーに聞く。


「そうですね、アキヤマ様が冒険者の方々を呼ぶとのことですので、その方々の家を立てる為にも、土地が必要なので、やはり、開拓ですね。学校の方は、職人の方々だけで問題無いということですので、後は、前に言っていた『コピー機』と『製紙工場』を作って頂きたいです」


あぁ、そういえばそんな事言ってたな。

コピー機自体は、まずは簡単なコンビニとかで置いてるようなやつでいいだろう。

ただ、紙の方は、必要な機材が多すぎて、かなり時間がかかるだろう。

なので、しばらくは、俺の複製魔法でなんとかすることにする。


「あいあい、コピー機は3日もあればできるけど、製紙工場は結構な時間かかるから、時間がある時にちょいちょいとやっていくよ」

「分かりました。では、本日はこのあたりの開拓をお願いします」


ソニーから印のついた地図を受け取り、ゲートを開く。


「それじゃ、いってきまーす」

「「「行ってらっしゃいませ、ご主人様」」」

「行ってらっしゃいませ、アキヤマ様」

「いってらっしゃーい」


挨拶を交わすと、ゲートをくぐり、森の前に出る。


「さーって、今日も働きますかー!」


両手を上に伸ばし、伸びをしてから、魔法でサクサクと木を切り倒していく。

途中で発見する魔物は処理し、動物はそのままスルー。

印の付けられた範囲の木を切り倒し終えたら、次は、切り株を魔法でサクサクと持ち上げて行く。

ちなみに、木も切り株も、全てアイテムボックスにとりあえず入れておいてある。


あとで、伐採所に行って、町の収入源にして貰おう。

切り株を抜いた後は、土魔法で均していき、それが終われば、屋敷に戻る。


屋敷に戻ると、少し遅めの昼食を取り、ソニーに次の仕事を聞くと、隣の領までの街道の整備との事で、

隣の領、『ディピアストー』には、既にソニーが許可を貰っているとの事で、問題なく、サクサクと、

土魔法で均したり、邪魔な石をどかしたり、魔物を狩ったりしながら勧めていく。

さすがに、歩いて全て行くには時間がかかるので、見える範囲で土魔法で均してから瞬間移動を使いながら、こなしていく。そうすると、約80kmが、1時間程で終わってしまった。


どうせならと、そのままディピアストー領の領主にでも挨拶にでも行こうと思い、そのまま、領にある街に入ろうとしたら、何故か門番に引き止められ、しばらくまたされた後に、豪華な馬車がやってきた。


よくよく考えたら、ウィザード公爵が行き成り来たら、そりゃ慌てるわなー、なんて思いつつ、アポの大事さを今更ながら思い出した。


「これはまた、ソニーに怒られるな……」


馬車に揺られながら、ぼけーっとそんな事を考えていたら、1時間ほどで、領主館に着き、そのまま俺を出迎える為に、大勢の使用人達が、この寒い中、外で待っていたので、悪いことをしたなと思い、今度、あのネックレスでもプレゼントしようかな?なんて考えながら、そのまま応接間に案内され、メイドの入れてくれた紅茶を飲みながら、待っていたら、15分程で扉が開き、領主が来たのかと思ったら、何故かここにいるはずの無い人物がそこにはいた。


「アキヤマ様!お久しぶりです!」

「お久しぶりです、ディーナさん」


その人物は、誘拐され、人身売買で売り飛ばされそうになった所を、俺が助け、匿っていた人物だ。

たしか、子爵令嬢だっけな?


「こんな所で会うなんて、もしかして私に会いに来てくれたのですか!?」

「いえ、私の領地はこの隣なので、こことの街道の整備をし終わったので、挨拶をして行こうと思い、寄らせて頂いた来ました」

「そ、そうなんですの……」


なんだろう、この子ってこんなキャラだっけ?

もっとツンツンしてたイメージが有ったんだけど。

なんかデレされる事なんてしたっけな?

喚いてる記憶しか無いや……。


「それで、ディーナさんは何故こちらに?」


たしか、この子の領地はここでは無かったはずだが……。

えーっと、グランツ領か。

場所はここから更に北か……、本当になんで、こんなところにいるんだ?


「わ、私は、その、アキヤマ様に会いに行こうと思いまして……」

「私にですか?」


なんだろう、あの時の事で、なんか物申しにでも来たのだろうか?


「はい、あの、私をアキヤマ様の屋敷で働かせて頂きたくて……」

「?別に構いませんけど、いいんですか?確か、子爵令嬢でしたよね?お家の方はなんと?」


子爵令嬢なら、政略結婚とかで使われると思うんだけど……、あぁ、家でメイドやってる方が、ステータスが高いのか。

あれ?その割には、うちに使用人として働きたいって申し出なんて、聞いたことないな?


「お父様も、助けて貰った恩を返す意味も込めて、精一杯勤めてきなさいと、申してました。

あ、あと、本来なら、紹介状を送る物なのですが、その、アキヤマ様のお知り合いの貴族の方は、こちらのレオージ伯爵様かイーラク伯爵様しかいないので、ピソールの方からだと、時間が掛かりますので、こちらの、レオージ伯爵様から、紹介状を書いて貰おうと思いまして……」


なるほど、確かに俺は、貴族の人脈は少ないからなぁ~。

ここの領主とも、隣の領だからと、一回挨拶に行ったきりだし、ピソールの方は、ドラゴン退治の時だけだから、それほど親しいわけでもないしなぁ~……、つか、今じゃ俺のほうが爵位上なのか……。


「それなら、べつに---」


俺がヴィーナに、別に紹介状を無くても構わないと、言おうと思ったところで、扉が開き、こちらの領主の、レオージ伯爵が、入ってきた。


「大変お待たせいたしました、アキヤマ様」


50歳前半の男性が、入る早々、俺に頭を下げる。

突然の来訪とは言え、公爵が来たので、あちらは待たせてはいけないと、大急ぎで準備をしていたのだろう。

申し訳ないことをしたなぁ~。


「いえいえ、こちらも急な訪問、失礼しました」


俺も立ち上がり、頭を下げて、謝罪をする。

それから、向かいの席に、レオージ伯爵が座ると、メイドがお茶を置き、離れてから、レオージ伯爵が口を開いた。


「それで、本日はどの様なご用件で?」

「特にこれといったことは無いのですが、うちの領から、こちらの領までの街道の整備が終わったので、

お伝えしようと思って、来させて頂きました」

「もうですか!?」


街道の整備は、本来、俺がやったように、邪魔な石をどけたり、土を均したり、更には、周りに森等がある場合は、そちらもある程度、整備しないと、魔物等が急に出てくる恐れがあるので、非常に時間がかかるものなので、1ヶ月程時間がかかってもおかしく無いと、思っていたのだろうが、1時間で終わらせたというと、レオージ伯爵は、口を開けたまま、しばらく呆けていた。


「それで、石畳や、途中で街灯を付けたほうがいいのか、聞こうと思ったのですが、どうしましょう?」


俺の質問に、やっと、放心状態から戻ったのか、少し考える素振りをして、答える。


「そ、そうですね。雨が降ると、泥濘み等で、馬車の車輪が、壊れやすくなったりするので、石畳を敷いたほうが良いと思います。街灯の方は、有ったほうが便利でしょうが、維持費や、魔物が明るいと寄ってくる可能性があるので、止めておいたほうが良いと思います」

「なるほど、とりあえず、石畳の方は敷く事にしますね。街灯の方は、魔物避けの魔道具でも作りますので、たぶん大丈夫だと思いますが、一応試してから、考えますね」

「あ、あの、街道の工事代と整備代の方は、どういたしましょう?」


あー、そうか。俺とこっちの領とを繋ぐ街道だから、どっちがどのくらい出すかとか、決めないといけないのか。どうしよう、全然考えてなかった。


「えー、そうですね……」


どうしよう、あんまり変な事を言ったら、絶対ソニーに怒られる……。


「申し訳ありませんが、一旦持ち帰ってもよろしいでしょうか?」

「え、えぇ、構いませんが、こちらとしては、街道の均しまでして貰いましたので、石畳の工事代くらいは、出させて貰っても、構わないませんが」


ふむ、正直な所、うちの領の職人に頼んで、町に金を回したいので、うちでやっても構わないのだが、

こちらにも面子もあるだろうし、全部こっちがやるわけにもいかないだろうしなぁ~。


「えっと、とりあえず、一度持ち帰ってから検討させて頂きます」

「そうですか、分かりました」


これで、街道の件は終わったので、次はディーナの件だな。


「ところで、アキヤマ様。こちらのミュースリス子爵家のディーナ嬢が、アキヤマ様の屋敷で、働きたいと申しておりまして、その為に、私に紹介状を書いてほしいとやってきたのですが、どうでしょうか?」


チラッと、ディーナを見てみると、完全に緊張して、カチンコチンになってしまっている。

ちょっと、渋って見るのも面白いだろうが、あんまりやり過ぎるのもどうかと思うし、止めておこう。


「構いませんよ」

「本当ですか!?」


了承をすると、同時に、ディーナが机に両手をバンッと突き、前のめりに成りながら、大きな声を出すので、俺とレオージ伯爵は、思わず仰け反ってしまう。


「あ、す、すみません……」


自分の仕出かした事に、顔を赤くて、ソファーで縮こまる、ディーナ。


「えっと、それで、いつから来られますか?」

「今すぐからでも、構いません」


今度は、大きな声を出さなかったが、真剣な目でこちらを見つめながら答える。


「それじゃあ、私もそろそろ帰りますので、一緒に行きましょうか」

「は、はい!すぐに準備して参ります!」


そう言うやいなや、すぐに応接室から出ていくディーナを見送り、俺とレオージ伯爵は、お互い、苦笑いをしていた。


それから、ディーナが、旅行用のカバンと、お付きのメイドを二人連れて来たので、そのままゲートで帰ろうとしたのだが、


「あ、あの、アキヤマ様、宜しければ、前のような喋り方にしてもらえないでしょうか?」


前のような?どんなんだっけ?

あー、思い出した。


「あぁ、分かった。それじゃあこれからよろしくな、ディーナ」


俺が、砕けた口調に変えると、ディーナは嬉しそうに、満面の笑顔を浮かべた。


「はい!」


--------------------------------------------------------------------------------------


「それで、新しい女性を連れてきたと?」


とりあえず、屋敷に戻り、それから書斎にディーナとメイド二人を連れて来たのだが、ディーナを知らない、ソニーからは、白い目で見られた。


「いや、だって、知らない中でもないし、働きたいっつーから……ほら、今後だって人手がまだまだ必要だろ?だったら、知ってる人のほうがやりやすいじゃん」


必死に弁明しようと頑張る俺に、ソニーは、軽く溜息をつき、レオージ伯爵からの、紹介状に目を通していく。


「なるほど、ミュースリス家の方ですか。まぁ、雇用するかどうかは、アキヤマ様次第ですので、アキヤマ様が雇用するというのなら、私はそれに従うだけです」


なんかトゲのある言い方をするソニー。

もしかして、ストレスが溜まっているのだろうか?

やっぱりそろそろちゃんとした休暇を上げないといけないな……。


「それじゃあ、雇用って事で、雇用条件は、他の子達と一緒でいいかな?」

「はい!アキヤマ様と働けるのなら、なんだって構いません!」


これ、完全にフラグ立ってますわ。

あの時に、まじでフラグ立ってたのか……。


「それでは、こちらが契約書になります。お付きのメイドの方はどうしますか?」

「宜しければ、二人共こちらで働かせていただけませんか?」


契約書をソニーから受け取りながら、ディーナが答える。


「宜しいのですか?いくらお付きのメイドとは言え、現在の雇用主はミュースリス子爵様だと思いますが?」


ソニーは、雇用主の意見に聞かない上に、メイド達の家の者の意見も聞かずに、決めて良いのかと、懸念しているようだ。


「はい、最初からそのつもりでしたし。二人も家の方も、了承を得ています」

「そうですか、ならお二人にもこちらの契約書を渡しておきますね。問題が無いようでしたら、サインをして下さい」


メイド二人にも、契約書を渡し、メイド達は契約書を見て、現在の給金の倍な上に、週に2日の休みに、年に30日の有給休暇という物の存在に驚いているようだ。


ちなみに、うちの元奴隷の使用人達は、休みを与えているのに、何故か休みの日まで働いているということがあるので、雇用主としては、ブラック会社みたいな事をしたく無いから、休みを与えているのに、何故働いているんだと、頭を抱える事がたまにあるのだ。


「はい、ではお仕事の方は明日からしてもらうとして、本日は、屋敷の案内とルール、あとは部屋割りですね。エメラダさん、お願いできますか?」

「はい、分かりました」


屋敷の人数が日々増えるにつれ、エメラだけでは当然全てを見ていられないので、エメラの秘書として、エメラダを付けさせているので、最近では、エメラダが新人教育をする事が多い。


「それでは、こちらが屋敷の見取り図となります。ルールの方も書いて有りますので、後ほど目を通して置いて下さい」


話の流れで、自分が案内する事になると予想していたらしく、既に準備をしていたエメラダは、屋敷の見取り図と、ルールが書かれたプリントを3人に回し、そのまま書斎を出て行く。


「それでは、失礼します」

「「「失礼します」」」


4人が出るのを見送ると、皆の視線が俺に集まるのを感じる。


「ツキヒト君、ディーナさんだっけ、あの子も奥さんにするの?」


全員の言いたいことを代弁するように、ミラが聞いてくる。


「いや、正直分からん。つーか、最初あった頃、すっげーツンツンしてたのに、今じゃあのデレっぷりだから、正直戸惑ってる」

「つまり、奥さんにするつもりは無いってこと?」

「今の所は、その予定は全く無い」


俺の答えに満足したのかそれとも不満なのか、皆の表情は様々だ。

なんか、いたたまれないので、とりあえず、フラウラの横に椅子を運び、フラウラの頭を撫でておく。


「……?」


頭を撫でられたフラウラは、不思議そうにこちらを見て、それから何か納得したのか、本に視線を戻す。

あー、フラウラ可愛い。フェルをもふりながら、フラウラを撫でている時が、最近の一番の幸せだ。


「あぁ、それで、結局は街道の方はどうするんだ?」


話しを変えるように、仕事の話をすると、ソニーが有耶無耶にしたなこいつ。という目で見ながら、質問に答える。


「そうですね、アキヤマ様の考えた通り、あちらの面子も立てないと行けないので、石畳みの費用位は、

あちらに出してもらうべきですね。街灯の件については、アキヤマ様次第ですね」

「俺次第?」

「はい。あの距離の街灯となると、かなりの数になりますので、その燃料代が、月にどの位かかるかによって、街灯の数や街灯を付けないかが、決まります」


なるほど、短期的に見るなら、俺が作って魔力を注いだものなら、100年は持つだろうが、それ以降の事を考えた場合の燃料代が、後々の領主の頭を悩ませる問題になるのだろう。


「う~ん、できるだけ、低燃費でできるようにやってみる。一応、あの街道だけが、こことあっちを結ぶ、唯一の街道だから、できるだけ安全面とかには気を配りたいし」


ソニーも俺の意見には賛成のようだ。


「そうですね。飛空艇が使えれば良いのですが、飛空艇は全て王宮の物ですし、やはり貿易は馬車に頼らざるおえないので、街道の安全面はなるべく上げておいたほうが良いですね」


飛空艇か……、王宮から借りるのも面倒いし、自作しちゃおうかな……。


「それより、アキヤマ様、今度逢えるご友人達の家を立てる為に、森を開拓してきてください。

あと、それが終わったら、建築の方を手伝って、早急に家を建てて上げて下さいね」

「はい、頑張ります」


それから、俺は、ソニーに怒られない為と、こんな辺境に来てくれる友人たちの為に、一生懸命、森の開拓をするのであった。


更新頻度落ちます。

すみません。

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