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言葉で伝わらなくても。  作者: モロキ
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土産

お盆明けの月曜日、夏休みが終わった社員たちの土産話や故郷の特産品で部内は活気が戻った。

私もいろんなお土産を貰った。

八重は以前大絶賛したブルーベリーのジャムをくれた。このジャムは粒が崩れてなくて、見た目も満点。ヨーグルトやワッフルのソースにしても間違いのない一品だ。小瓶なので使い勝手もいい。

同期の女子3人と韓国旅行に行った栞ちゃんからは、垢擦りタオルを貰った。お風呂で擦ってみてください。垢がボロボロ落ちます。そう言った彼女の顔や腕は皮膚が剥けていたが、これは一昨日出かけた海水浴での焼きすぎだと笑ってた。

他にも机の上には、おせんべいやクッキーが幾つも置いてあった。


昼休みに休憩室で休む。自販機で缶コーヒーを取り出す。朝からお菓子ばかり食べて満腹だった。間食のし過ぎで昼食が入る余地が無いなんてと自己嫌悪に陥る。

しかも、盆明けで、身体が本調子にはほど遠い。

休み中ひたすらダラダラと過ごしたので、身体が鈍ってしまっている。

エアコンが効きすぎている会社では、室内に長時間いると冷えすぎてしまう。

明日は薄手のカーディガンを忘れないようにしよう、週末に休んで調子を戻さねば、と考えいると

岩瀬さんから金曜日の夜の食事会に誘われた。

以前プレゼンを行った取引先との更新が本契約になったから約束を果たすと言う。

遠慮したものの、結局強引に承諾させられた。




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