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言葉で伝わらなくても。  作者: モロキ
31/105

検討会 3

「橘は、気づいていたの?」

なんかもう圧倒されてしまう。

なんでもお見通しなんだね、橘さんは、

いえいえ、まだ、さっきの発言の数々を全部肯定したわけではありません。


頼んだビールと梅酒サワーが来た。一気に飲む。

美味しいなぁ。もう一杯頼もうかな。

橘はいいよって許してくれるかな?


橘は、

「もう飲むな。怪しくなってんぞ。」と、止めた 。

それならと、隙をつく作戦を立てる。


橘は、続ける。

「去年さ、同期の飲み会を何回か開いたよな。

藤井さんと出くわしたこともあったじゃん。

最初は偶然だと思っていた。

けど、偶然も重なると、必然だし、

で、注意して観察していたら、

そうなのかなって。

だって、藤井さん、めちゃくちゃ、

牽制してくるし、

あの人、意外と独占欲強いよな。

俺なんか、佐倉と仲いいから、

やたらと睨まれて、怖かったぁ。

指導にも、私情はさみまくりで、

俺は全く関心持ってないです。

と、何回アピールしたことか。」


橘には、そんなふうに見えてたんだ



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