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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
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第四十五話 修学旅行1日目

 (宮浦)「……ねむ」

話し合いから時は過ぎ、修学旅行当日の朝に宮浦は集合場所に、一番乗りで着いていた。


(まともに寝れんかった……)

理由は分かってる。


――修学旅行が楽しみ。


もあるが、それよりも


(穂乃果、アキバ提案してたよな……)


まさか、アキバを提案してくるとは思わんかった……

正直、そのせいで話し合いの時も難航してたような気がする……

……つむぎがまとめてくれたお陰で、どうにかなったけど


(岡本)「颯真早くね?」

(宮浦)「……お前が遅れてたんやろがい」

(岡本)「いやー、完全に寝坊したよね。1時間前から目覚まし掛けてたのに」

(宮浦)「待っとこか考えたけど、既読も付かんし……」

(岡本)「そん時は慌てて準備してた(笑)」

(宮浦)「よう2番乗りで来れたな」

(岡本)「まぁ、そこはちょこちょこっと工夫しまして――」


(岡本)「あっ、穂乃果と悠生や」

(森田)「おはよー」

(松永)「早くね……」

(宮浦)「まぁ、こん中では一番遠いしな」

(森田)「それが理由になるんは、あんたらだけやで」


その後も徐々に人が集まりだし、集合場所が少しずつ騒がしくなっていく。

さっきまで隣にいた3人は、先生たちと話していた。


(あいつら、朝からテンション高すぎやろ……)


——不意に、横から声がした。


(松原)「……おはよう」

(宮浦)「おお、おはよう」

(松原)「…………私服姿慣れないね」

(宮浦)「いつも制服やしな」

(松原)「その……かっ――」

(森田)「3組あっちに集合やって」

(松原)「……っ!?」

(宮浦)「うわ!?いつの間におったん?」

(森田)「いや、皆移動してんで」

(宮浦)「ホンマや。全然気づかんかった」

(森田)「ほら、行くで」


集合場所に移動した第2学年の生徒は、順番に新幹線の座席に着いた。


(森田)「……2人とも静かやな」


座席はグループで固まっており、3列シートに宮浦・森田・松原の順番で座っていた。


(宮浦)「……そう?」

(松原)「……そうですかね?」

(森田)「いや……明らかに空気重たなってるけど?」

(宮浦)「早起きしたからな〜」

(松原)「……私も準備するのに時間がかかるので」

(森田)「2人とも朝弱いタイプ?」

(宮浦)「どっちかと言ったら朝型やけど、今日は話が別かな」

(松原)「今日は一段と早く起きたので……」

(森田)「今日の午後とか大丈夫なん?」

(宮浦)「まぁ……アドレナリンでどうにかなるやろ」


会話を交えながら、新幹線は名古屋に到着した。


(松原)「お手洗いに行ってきますね」

(森田)「オッケー、出るわ」


通路側・真ん中に座っていた宮浦と森田が席を立ち、元通りに座る。

すると、宮浦の耳元で小声で喋りかけるのが聞こえた。


(森田)「……で、緊張してんの(笑)」

(宮浦)「何に……?」

(森田)「松原さん……いや、つむぎちゃんと席一緒で」

(宮浦)「何を言うてんの……」

(森田)「絶対そうでしょ(笑)」

(宮浦)「まーた、あん時のこと言ってんの?」

(森田)「だって、尋問する言うたやん」

(宮浦)「あの場限りじゃなかったん?」

(森田)「そんなわけないやん(笑)」

(宮浦)「めーちゃ、嬉しそうな顔するやん」

(森田)「で、席変わったろか(笑)」

(宮浦)「いや、ええて……なんか変わったら、思う壺になりそう」

(森田)「恥ずいから?(笑)」

(宮浦)「……そもそも、なんで女子に挟まれやなあかんねん。他からエグい風評被害もらうで」

(森田)「いやいや、颯真やったら大丈夫やって」

(宮浦)「何がよ……」

(森田)「そこはなんとかしたるから(笑)じゃあ、決定ね」

(宮浦)「いや、承認してないけど!?」


(松原)「……戻りました」

(森田)「はいよー」

(宮浦)「……」

(森田)「(あっそうそう、私トイレ近いから席変わるけど良いかな?颯真には許可貰ってるから)」

(松原)「(……分かりました)」


――近い。


なんか、距離近くね?

いや、気のせいか?真ん中やから圧迫感あるだけやんな……?


(松原)「あっ……ごめんなさい」


やっぱり近いーーーー

肩がぶつかるて……俺、結構縮こまってんで……

……で、左はなんかニヤニヤしてるし。

こっち見てないけど……


(宮浦)「全然ええよ……」


え?え?

もう縮こめられんほど縮こまってますけど?

肩凝りが一分でなりそうなほど、縮こまってますけど?

まだまだ当たりそうな距離感なんですが……

両サイドが女子やから、中央におっとかんなあかんし……

あらぬ疑いの前に、こんな弊害があるとは思わんかったわ……


席が変わってからも新幹線は順調に進み、東京駅へ到着した。


(あ゙ー、疲れた……)


(森田)「(どうやった(笑)隣で座れて)」

(宮浦)「(めちゃくちゃ肩凝った)」

(森田)「(そんなことある!?)」


東京に着いた明坂高校一行は、

1日目の研修を行い、ホテルへ移動していた。


(宮浦)「まさか、4組と合同部屋になるとは思わなかったわ」

(岡本)「な。でも、逆に良かったんちゃう?大部屋でもないのに、こんなこと滅多にないやろし」

(クラスメイト1)「それはそう。全員仲良いしな」

(松永)「正直、部屋割り次第で楽しさ半分くらい変わるしね」


その後夕食を終えた部屋から、自部屋に戻っていった。

ホテルの到着が遅れていたこともあり、宮浦他3人の部屋では寝る支度に入っていた。


(岡本)「なんか、全然修学旅行の夜って感じがせんわ」

(松永)「日程がギチギチだったから、しゃぁない」

(クラスメイト1)「まぁ、誰かが寝るまでは喋れるからええやん」

(岡本)「定番のやつな(笑)」

(宮浦)「青春って感じはするよな(笑)」

(岡本)「じゃあ……ネタなににする?」

(宮浦)「もうすんの!?」

(岡本)「だって、全員寝る準備終わってるやん」

(宮浦)「……確かに」

(松永)「ド定番の恋バナでええんちゃう」

(クラスメイト1)「ド定番やけど一番盛り上がるやつやん(笑)」

(岡本)「じゃあ誰から行く?」

(クラスメイト1)「部屋長からでええんちゃう(笑)」

(宮浦)「俺!?」

(岡本)「颯真の恋バナめっちゃ気になる(笑)」

(宮浦)「そんな話持ち合わせてないねんけど……」

(クラスメイト1)「気になる人ぐらいおるやろ(笑)」

(松永)「無しは一番冷めんで(笑)」

(宮浦)「…………誰にも言わん?」

「「「言うわけないやん(笑)」」」

(宮浦)「……じゃあ、クラスだけな。クラスは……3組」

「「「えー!?」」」

(クラスメイト1)「うちのクラスにおんの!?」

(宮浦)「まぁ……」

(松永)「一目惚れ系か(笑)」

(宮浦)「……あながち間違ってない」

(岡本)「颯真が一目惚れしそうな人か……あえての穂乃果とか?」

(宮浦)「ないない。趣味しか合わんわ」

(岡本)「じゃあじゃあ――」

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