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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜秋も...ね?〜

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第四十話 頼りになる人?

 (宮浦)「今回範囲広いから、大変よな〜」

(松原)「そうだね」

(宮浦)「しかも、テスト最終日に選挙があるかなぁ……」

(松原)「……でも、颯真くんなら大丈夫じゃない?経験値的にも……」

(宮浦)「んー、あんまそこは強調したくないけど……仕事内容を理解してるってとこでは、強いとは思ってる」

(松原)「……なんで強調したくないの?」

(宮浦)「そうやな……生徒に利が無いって思われるからかな。そこで対立候補よりも良い公約を出せれば良いけど、出せれんかったときがあれやしな……だから現実路線で行こうかなって」

(松原)「……そうなんだね」


(ちゃんと、生徒のことを思って……)


(宮浦)「まぁ……結局は現実路線が一番良いかなって思ってる。非現実的な公約は聞こえはいいけど、次の選挙に繋がらんしな。達成出来ないから」


(次の選挙……それじゃ遅い……)


(松原)「……ねぇ、後期の仕事ってどんなのがあるの?……こんなこと聞いていいのか分からないけど」

(宮浦)「全部は言えんけど……それでも良いなら……」

(松原)「教えて」

(宮浦)「例えば……校則見直しが主な仕事やな。言うても、変わることがそうそうないから、仕事量的には無いと考えても良いかもしれん。少なからず、前期よりかは楽やから、現実的ならどんなことでも出来る可能性が高いな」

(松原)「現実的ってどんな?」

(宮浦)「球技大会とかやな。……もちろん運営するのは生徒会になる訳やけど。その心配を除けば、全然現実的じゃないかなって思う」

(松原)「……ありがとう」

(宮浦)「う……うん。でもまぁ……あいつなら、無茶な公約出してくるやろうから、そんな身構えんでもええ気がするけどな」


(でも……)

(支持者はあっちの方が圧倒的に多いのに……)

(勝てる自信が無いよ……)


(宮浦)「1年半生徒会やってきて思うのは、無茶な公約出してくる人は行事の司会とか、そういうのは得意な人が多いけど、普段はあんまり頼りにならんから……真面目に考えてる人の方が、一緒に仕事をする仲間としては頼もしいなって思う。だから正直……」

(松原)「……私?」

(宮浦)「う……うん。そういうこと……」


(私……頼りにされてる?)


(松原)「……ねぇ、もし私が無茶な公約を言ったらどうする?」

(宮浦)「……うーん、仮に言ったとしても無茶なこといってんなぁとしか思わんけどな。言ってるとこ想像出来んけど……というか、無茶なことやったとしてもやってのけそう」

(松原)「……実際にやろうってなった時はどうも思わないの?」

(宮浦)「……いや?まぁ、仕事増えるなぁとは思うけど、今さらやし……その……頼りになってくれるから……どうも……」


(頼りにされてるんだ)

(……そっか)

(あの人には絶対に勝たないと……)

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