表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜恋の大作戦!!〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/46

第三十五話 想い

 想いをぶつけよう。

保健室を出た真辺は、2年3組の教室に向けて歩き出した。


颯真ならきっと……受け入れてくれるはず。

真剣にされなくたっていい。この気持ちを知って欲しい。

それだけ……それだけで良い。

颯真の邪魔にならないように、私が引けば良い。

それが颯真のため……

そして、誰も傷つけない、唯一の方法。


(真辺)「(……ごめん、ちょっと良い?)」

(宮浦)「(真辺先輩……、分かりました)」


(真辺)「さっきはごめんね。無愛想にあしらって」

(宮浦)「いえ……真辺先輩にも何か事情があったんでしょうし……」


ああ、やっぱり優しい。


(真辺)「それで……」


言葉が出ない。考えてたはずなのに……


(真辺)「その……実はさ……」

(宮浦)「はい……」

(真辺)「颯真が……生徒会に初めて入ってきた時のこと……覚えて……る?」

(宮浦)「え……?まぁ、はい。印象的なメンバーだったので……」

(真辺)「その時から……その……わたし……颯真のことが……好きだったの……」

(宮浦)「…………」


なんで黙るの?イヤならイヤって言ってよ……


(真辺)「その……真剣に受け取らなくて……」

(宮浦)「……今日というか昨日から様子がおかしかったのって、それで悩んでたんですか?」

(真辺)「え……」

(宮浦)「あっ、いや……その、恋愛経験が自分全く無いので……おかしなこと言いましたかね……すみません……」

(真辺)「……ふふっ」

(宮浦)「……?」

(真辺)「颯真らしいね(笑)」

(宮浦)「え……?急にどうしました?」

(真辺)「いやなんだか、颯真の反応見てたら心が軽くなってきた(笑)」

(宮浦)「……?」

(真辺)「ありがとう、理解しようとしてくれて」

(宮浦)「あっ……どういたしまして?なのかな……」

(真辺)「颯真は本当に優しいんだね」

(宮浦)「えっ……そうですか?」

(真辺)「そうだよ。文化祭の時も、体育祭の時も、なんなら最初の生徒会の時から思ってた」

(宮浦)「そ……そうなんですね」

(真辺)「とりあえず、このことは誰にも言わないでね。2人だけの秘密にして」

(宮浦)「あっ……はい、分かりました……」

(真辺)「それと……自分には自信持った方が良いよ。じゃあ、困ったことあったら何でも聞いてね」

(宮浦)「あっ……はい」


(……結局なんなんやったんや?)


(あースッキリした)

(やっぱり、颯真は颯真やったな)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ