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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜恋の大作戦!!〜

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第二十三話 文化祭だーーーー!!

 ……仕事、頑張らんと


夏休みも終わり、明坂高校全生徒が待ち望んだ文化祭の季節がやってきた。


(藤島)「――てことで、文化祭楽しんでいきましょう!!」

「「「「「「パチパチ」」」」」」


文化祭実行委員長、藤島爽花の挨拶に生徒全員が拍手を送る。


(宮浦)「生徒会長の宮浦颯真です。待ちに待った文化祭だと思います。しかし、油断は禁物。安全に文化祭を楽しみましょう!!」

「「「「「「パチパチ」」」」」」


当たり障りのない挨拶ではあったが、生徒全員のボルテージが最高潮なのもあり、拍手が巻き起こった。


(司会)「次に、クラスアピールです」


司会のそんな号令とともに、1年1組から順番に出し物のアピールをしていった。


「「「「「「パチパチ」」」」」」

(司会)「えー、最後に生徒会企画アピールです」


舞台へ出てきたのは、ギターを持った田辺、マイクを持った真辺、松原、宮浦であった。


(宮浦)「2年生・3年生の皆さんはご存じかと思いますが、今年も例年通り、『有志の出し物』を行います!!」


田辺・真辺・松原は後ろでバンドの真似をしていた。

田辺はギターを弾くモノマネで、生徒を笑わせ、真辺と松原は、メタルバンドのような仕草で、生徒を驚かせていた。


(宮浦)「今年は、応募者数制限以下だったため、夏休み前から公募していた個人及び団体全員が出れることになりました。皆さんも最終日のこの企画を楽しみましょう!!」

「「「「「「パチパチ」」」」」」


クラス発表アピールよりも更に熱い拍手が、体育館を包み込んだ。


(宮浦)「お疲れ様でした」

(真辺)「いやー、なかなかやったな」

(松原)「田辺くんがギター出来るの意外でしたね(笑)」

(田辺)「今回はエアーですけどね(笑)」


無事、アピールを終えた生徒会は、舞台袖で田中先生の指示を待っていた。


(田中先生)「お疲れ様〜。今日は仕事てんこ盛りやけど、よろしくな」

「「「「はい」」」」

(田中先生)「じゃあ、しばらく体育館では仕事ないからそれぞれ帰ってくれてええで」


指示を受けた生徒会は、真辺・田辺は友達と回るために集合場所へ、宮浦・松原はクラスの仕事があるため、教室へ戻っていった。


(宮浦)「お疲れ〜」

(クラスメイト1)「お疲れ〜。表はよろしくな、颯真と松原さん」

(宮浦)「はいよー」

(松原)「分かりました」


文化祭初日午前の2人の仕事は、教室の前に立ち、集客をする係となった。


(宮浦)「マジック見ていきませんかー?」

(松原)「今なら待ち時間ゼロでーす」


2年3組の出し物は、マジックショーであった。

しかし、ただのマジックショーではなく、タネを明かせたら景品が貰えるというオマケを付け、差別化を図っていた。


(宮浦)「タネを明かせたら景品ゲットでーす」

(松原)「あっ、入られますか?どうぞこちらへ」

(宮浦)「……意外と疲れるな(笑)」

(松原)「そうですね。あっ、入場者数記録しないと……」


宮浦は、「自分がやろうか?」と言いかけ、紙に目を向けた。


(あっ、お土産のやつ使ってる)


(気に入ってくれてるんか……な……?)


(真辺)「来たでー」

(宮浦)「あっ、真辺先輩」

(松原)「審査ですか?」

(真辺)「そうそう、審査のことすっかり忘れてた(笑)」

(宮浦)「そうなんですね(笑)」

(真辺)「ん?つむぎちゃんが持ってるのって沖縄のやつ?」

(松原)「そうですよ」

(真辺)「つむぎちゃんも沖縄行ってきたん?」

(松原)「いえ、宮浦くんにお土産で貰いました」

(真辺)「ふーん、じゃあ入ってもいい?」

(宮浦)「あっ、はい空いてるので大丈夫ですよ」

(真辺)「行ってくるわ〜」


そう言い、入っていった先輩を見送り、2人は再び、集客を始めた。

そして、昼が近づき、2年3組は昼休憩に入った。


(宮浦)「中の様子分からんかったけど盛り上がってた?」

(クラスメイト2)「結構、盛り上がってたで」

(クラスメイト3)「やっぱ、景品ありってのが強かったな」

(クラスメイト1)「そういう、お前は失敗して笑い取ってたけどな(笑)」

(クラスメイト3)「初っ端やからしゃぁないやん(笑)」


そんな他愛もない話で盛り上がりながら、食事を済ましていた。


一方その頃、午前中に2年生の出し物を審査し終えた真辺も、昼食を食べていた。


(疲れた〜…………にしても、颯真は誰にでも優しいんやなぁ)

誰にでも優しいのも、颯真のいいとこやもんなぁ……


(藤島)「あっ、いたいた」

(真辺)「ふじっち……」

(藤島)「一緒に回らへん?」

(真辺)「……ごめん、田中先生に呼ばれててさ。それが終わってからでもいい?」

(藤島)「オッケー。忙しいねんな」

(真辺)「今日と最終日の午後だけやけどね」

(藤島)「それでもハードやと思うけどなぁ〜。じゃあ、また後で〜」

(真辺)「また後で〜」


(これ食べ終わったら呼びに行かな)

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