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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜夏の過ごし方〜
14/15

第十三話 作戦会議

 宮浦は忘れることが出来なかった。

生徒会発足後、初仕事である交流会の準備で松原と買い出しに行けた日のことを。

 

買い出しが決定した日は、生徒会の仕事と交流に専念しようと自分に言い聞かせていた。

しかし他の生徒会メンバーもいたが、松原と出かけたというのもまた事実。

 

宮浦は告白をしたこともされたこともない恋愛初心者ではあるが、告白する口実を作るにはまず、仲良くなるところからというのはさすがの宮浦でも知っている。 

そして、まずは気軽に話せる仲になろうと、夏休みに出かける約束を作ろうと努力し始めた。

 

「……もう1週間か」

 

夏休みが始まって1週間が経っていた。

その間、宮浦は1度も松原を誘う気配すら出せていなかった。

生徒会の用事で集まる機会はあと2回しか無い。


「この根性で誘えるんかな……」


宮浦はそんなことを考えながら、作戦を練っていた。


「……いっそのことメッセージで誘うか?」


そんなことを思っていたが、それではいけないような気がして、トーク画面をそっと閉じた。

なかなか作戦が決まらず、気が付くと、2時間が経っていた。


「とりあえず流れに任せるか……」


そう言い聞かせ、宮浦は残りの宿題に手を付け始めた。


――翌日――

 

 起きた宮浦は、昨日に作戦を決めなかったことを後悔しかけたが、

考えれば考えるほど失敗するような気がして、一旦考えることをやめた。


「行ってきまーす!」


そう言い、太陽が照りつける中、学校へ向かった。

一旦は考えることをやめた宮浦であったが、

心の奥底には、薄暗い雲がかかっていた。

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