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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜第五十期前期生徒会のあゆみ〜
10/15

第九話 夏休みの予定はこんなもんやで

 テスト後の生徒会は、文化祭の準備に追われていた。

テスト期間中に溜まった書類などを整理しながら、それぞれ作業をしていた。

(田辺)「夏休みまでもう一ヶ月切りましたね」

(宮浦)「その前に期末テストあるけどな」

(松原)「皆さんは予定とか立てているんですか?」

(真辺)「私は受験勉強に追われてる――」

(宮浦)「俺は勉強と家族旅行ぐらいかな。あとあるとすれば文化祭準備くらい」

(田辺)「自分も先輩と同じ感じです」

(松原)「私はほとんど勉強ですかね。旅行にも行きますけど、成績も取りたいので」

生徒会室の扉がノックされ、先生が顔を出した。

(先生)「真辺、ちょっとええか。受験のことで話ある」

(真辺)「はい、すぐ行きます」

(真辺)「ごめん、すぐ戻ってくる」

(田辺)「自分もこの作業終わったら部活行ってきます」

田辺も書類を片付けると、そのまま部屋を出ていった。

生徒会室には、宮浦と松原の二人だけが残った。しばらく、紙をめくる音だけが響く。

(宮浦)「――仕事終わった?」

(松原)「はい。もう少しで終わりますよ」

(宮浦)「クラスの準備言ってた人ちゃんと来てくれるかな――」

(松原)「来てくれなかったら来なかった時ですね」

(宮浦)「それもそうやな」

(松原)「仮に来なくても会長なら大丈夫じゃないですか(笑)」

(宮浦)「あの量を一人では無理やろ(笑)」

(松原)「人数少なかったら、私も遅くまで残りますよ」

(宮浦)「勉強は大丈夫なん?」

(松原)「大丈夫ですよ。ちゃんと計画は立ててますから」

(宮浦)「――そっか」

それ以上、何を言えばいいのか分からなかった。

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