クフ王のピラミッドに入ればピラミッド観光は完結するのか ⑥
続いてダハシュール。
こちらは、赤ピラミッドと屈折ピラミッドのふたつが中に入ることが可能ですが、どちらも難関。
というか、足に来ます。
その厳しさはクフのピラミッドが可愛く思えるほど。
ただし、トライする価値はあります。
このふたつのピラミッドはともにクフの父スネフルによってつくられたものですが、ピラミッドの発展過程を知るためにも見るべきものといえるでしょう。
もし、ふたつのピラミッドに入るならば、順番は屈折ピラミッド、赤ピラミッドの順がいいでしょう。
その順番でつくられたものですから。
また、屈折ピラミッドはその形状が変わった過程については多くの場所で語られていますが、実はそれ以前に、もう少し小型で傾斜のきついピラミッドからこのピラミッドは建造が始まっていました。
その痕跡が入口から下りる下降通路の途中で確認できます。
せっかく入るのであれば、その部分も見て来てもらいたいものです。
また、この屈折ピラミッドは他のピラミッドではほとんど失われている外装石を間近で見ることができます。
その磨き上げられた表面や接合具合をその目で見てもらいたいものです。
赤ピラミッドに関しては内部を観たあとに東側(左側)に回ると、このピラミッドのピラミディオン、いわゆる頂上に載る傘石が置かれているので忘れずに見るように言っておきましょう。
また、もう少し先に行くと石が集められている場所がありますが、それはこのピラミッドの石材を積み上げた労働者たちが残した落書きが残るものとなります。
重要なものは別の場所に保管されていますが、それでも赤インクが確認できます。




