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サガセ
ご ハイッ テ ぼ
ぼご ト オッタ
「『とおった』? 盗ったじゃねえのか。それは、『はいって』、『通った』ってことか?」
ぼ トオ ッテ ごぼ
ご ハ ギ トル ぼご
「なんだ? じゃあちがう《禁術》か・・・。 わかった、ありがとな。ほかになにか言いてえこと、あるかい?」
ご カカ ア スマ ン ぼご
ぼご ナカ ミ ごぼ っごぼっぼ サガセ っごっ っぼご
「 おわ!」
タクアンが穴の中からとびあがり、骸のひとつがはじけとぶのを、「 っつ、」なげつけた経でおさえこんでたたきふせた。
もうひとつの骸は、ただゆっくりとたおれこむ。




