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おとぎばなし ― 剥奪 ―  作者: ぽすしち
 兆(きざ)し
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帝のやり方


 そんなことより、これからさきにきかされることを考えると、吐き気がしてきた。


 コウアンも声をしずめた。


「 『ウツワ』がどんなものだろうて、みかどとしての力は、そのときから変わらないのだからな・・・」

 



 帝によばれた瓜二つな子どもたちは『 どちらがわしのウツワになる? 』と白猫にきかれ、きっとお互いをかばいあった末に、『 キフク、おまえがつぎのわしのウツワだ 』と《くちだし》されたのだろう。




「あンの、くっそ猫・・・スザクのときといっしょじゃねえか・・・・」

 

 肉親の『えにし』をとりあげ、かたほうは人でなくなり、歳をとらなくなる。



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