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おとぎばなし ― 剥奪 ―  作者: ぽすしち
 兆(きざ)し
4/142

おじじ様おばば様


みかどにでもよばれたのか?」



謁見えっけんをのぞまれたのは、ジュフクさまだ。 なので、ついてきたわしらはそのあいだ、ひさかたぶりに、お前らの顔でもみようかと、伍の宮に顔をだしたというわけだ」

 


 コウアンが代わりにこたえるのに、ドウアンが眉をよせ、おまえがいないというのでおれも寄ったのに、と、めんどうそうな顔をセイテツにむける。


「 ―― おまえの様子は、おじじ様にお伝えするからな」


「っはあ!?なんで、」


「ちかごろ、顔をみせていないそうだな。 ―― 天宮などという、手の届かない場所で、どのようにしているのかと、おれのところに手紙がとどく。 おばば様など、おまえのことを思い出し、泣いているというぞ」



 セイテツは両親をはやくになくし、代わりに祖父母に育てられ、ここまで大きくなったのだ。


 それはとても感謝しているし、二人のことは大事だが・・・。




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