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おとぎばなし ― 剥奪 ―  作者: ぽすしち
拾った医者

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みんな知ってる



 どちらかというと、コウドのほうが『男衆』に対して口うるさく、細かいことをいう。

 しかも、いつも手がでるものだから、煙たがられているのはわかっている。



 そんなコウドが、シュンカといっしょに《医者のまねごと》のようなことをすることになったときには、男衆のみんなが、わらってやろうとのぞきにきた。



 なにしろコウドはシュンカに惚れていて、目もあわせられない、というのは、色街にいるみんなが知っている。



 が、それは、まちがいで、本当は、軍人だったコウドの目をさまさせてくれた夫婦というのがシュンカの親であり、その親と里をシュンカが失ったのは、おのれのせいだと考えているので、―― あまり、目があわせられないのだ。



 ただし、惚れているのはあっている。



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