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おとぎばなし ― 剥奪 ―  作者: ぽすしち
拾った医者

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若頭(わかがしら)


 この色街の、それぞれの店が雇う『男衆』たちが当番制で街を見回ったり、街中のもめ事を片付けたりするのが『用心組』で、その『男衆』たちをまとめるのが、トクジだ。


 そのトクジは坊主でもある。


 あの高山たかやまとくをとってきたぐらいの格の高い坊主なのだが、むかしから色街に住んでいる。


 こみいった理由があって、一度は坊主をやめ、そのあとまた坊主になった男で、いつもはだらけてあちこちの昔なじみの店に入り浸ってることが多いが、『用心組』があつまる『詰所』の《かしら》をまかされた男であり、こわいほど腕がたつ。



 その男にみこまれて《若頭わかがしら》なんてのをしているのが、コウドだ。




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