『不確かなる、明滅迷彩』・・・『詩の群れ』から
『不確かなる、明滅迷彩』・・・『詩の群れ』から
㈠
重なる幸福的不安だろ、遠征する傘の行方は、不確かだろ、だろうだ。
そうだよ、無造作に吐き出す心の闇は、実や太陽の無い闇が、創りだしているんだ。
㈡
何か、不確かな不吉さを感じるな、それでも、不確かこそ、ダイナミックに、確かだろう。
厭世観の、不幸せと言う幸せか、俺たちはいつだって、俺もお前も、不可思議不思議さ。
㈢
新しいことは、薄っすらとする、涙の、それは、キリスト?
え?
㈣
何、それならば、明滅という寧ろブッダで、明滅迷彩だろう、色彩の問題が、表出するからな。
そうか、我々人類の方向性に置いて、辛いことも、その海、不確かなる、明滅迷彩で、昇天可能だろ、だろうだ。