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英語タイトル

Push.

作者: 雪つむじ

天井のスピーカー

流れてくるのは

恋の歌


愛の歌

別れの歌

旅立ちの歌


耳に残る応援ソング

今日がたとえ暗くても

明日はきっと明るくて

続けていけば闇を抜けて

歩いていれば日が昇る

そんないつもの前向きな

背中を押しだすソングたち


歌っている人が信じるのなら

それはそれでいいだろう

聞いてる人が信じるのなら

それはそれでいいだろう


僕たちがそれを真似する時に

その声を出すために

どんな音を試したのか

その音を出すために

どれだけ叫び続けたのか

真似するのって難しい


背中を押すって簡単じゃない

一歩出るのは楽じゃない

右足が宙に浮いてる人は

左足が地面についてる

左足が浮ている人は

右足がきっとついている


背中を押すっていうのはね

地面の足を持ち上げるような

見た目の手伝いなんかじゃない

浮いてる足を地面にきちんと

下ろしてあげる

それが背中を押すことだろう?

空からの声をまねるのは難しい。


ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言]  葵枝燕と申します。  『Push.』、読ませていただきました。  誰かの背中を押してあげることって、難しいことだと思います。自分では勇気付けたつもりが、相手には真逆に取られている――なんて…
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