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書く習慣まとめ

お題「ないものねだり」

作者: コトノハ
掲載日:2026/05/09

君が窓を背にして立っている。

煌々とさす月光と打ち付ける雨。


またか。


僕はただそれを見ている。動かない。動けない。


視線を下げて、上げると、景色が変質した。


熱帯雨林と愛犬の声。

うずまき銀河とスズメの群れ。

雲上の国と黒い出目金。


最後にあの日の景色になった。隣に君がいる。

そんなはずはないのに。


目の前に君の安らかな寝顔があった。透明な樹脂をすり抜けて頬を撫でた。温度はわからない。


踵を返して席につく。

花まみれの背景と横たえられた棺。

君はいつの間にかいなかった。

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