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⑶『街ヘダイヴする』

⑶『街ヘダイヴする』



とにかく、あれだ、ダイヴしてみよう、ということで、小説は始まった訳である。しかし、どの様な形式で、街にダイヴするかは、人それぞれなんだろう。俺は今、ダイヴの方法論について、思考しているところである。



飛び込んでみなければ、分からないことも、多々あるだろう。俺は、そのことについて、まさしく、真剣に思考しているのだ。この小説が、面白いか面白くないか、などというのは、二義的な話でもあるように、思われてくる。



要は、自身を、変革するための、ダイヴ、であるからして、俺は俺で、そのダイヴについて、こうして小説を書きながら、ああだこうだと、前述しているように、思考している。こんな時間も、悪くない、そう思って居るところだ。

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