其の三十四 喧嘩
白光亭、屋根上。謎技術によって常に照らされている宿だが、その屋上までは照らされていないらしく、月灯が周囲を照らす。
そんな場所に一人の少女と空を見上げている私は、一人旅していた時以来の暗さに懐かしさを覚えて……いなかった。
・・・どうしてこうなった?
私は彼女を警戒し上手いことやり過ごそうとしていたはずなのに!
なんで、一緒に月見する関係になっているんですかね?
わからない。わからないし! 夜だったし!どうすればいいんですか?
「・・・シオン、夜ってこんなかんじなんだね」
「んっ、そうだね」
「たっくさん星があって、キラキラしてる」
「うん」
「とってもきれいで、幻想的」
「そうだね、月が青白く光ってるからか、な…」
……ぁ。
「どうしたの?」
綺麗だ。
「うん?こっちに何かあるの?」
月に照らされたソラはとても綺麗で、目が離せない。
「うーん、私には暗くて見えないや。どんな感じなの?」
「幻想的で、綺麗で、妖しくて、目が離せない」
見た目よりも大人びて見えて、かっこいい。
「よくわかんない。けど、いいなぁ。シオンは暗くても見えて。私も見たかった」
「それは無理かなぁ」
「残念…でもいっか! 今日は初めての夜空を見れたし!」
そういって、ニパッと笑う彼女は先ほどまでとは打って変わって、年相応の表情をしていた。可愛い。輝いてる。好き。
ハッ!これが恋?
違うか。これはそう。恋愛の好きじゃない。家族に向ける好き。つまりソラは私の推しってことだ。
「次は朝にでも空を見よう」
「え?」
「場所は同じでも、朝と夜じゃ全然違うからきっと楽しめる」
外に出たことのないソラにとって朝、特に日の出は感動するだろう。私だって、ふとした瞬間に見る日の出は美しく思えるのだから、もしかしたら泣いちゃうかもしれない。そしたら雰囲気に合わせて抱きしめよう。
「その次は、昼。お天道様が真上に登った時に一緒に空を見上げてお昼寝しよう」
朝日を見て、心を通わせた後は一緒にお昼寝。何気ない日常に、くだらない話をしよう。ソラにとっては、知らないことばかりかもしれないから、まるで物語を話すみたいに大げさに。外の世界の話をするんだ。
「ソラは、あんまり外に出れないかもしれないし、私もやることがあるからいつになるかはわからないけど。約束」
そう、約束だ。私は私に、魔王としての信念に誓って約束する。
「いつか必ず、お日様の下で遊ぼう」
「・・・シオン」
「うん」
「約束だよ。絶対だよ?」
「うん」
「じゃあ。ありがとね」
あ。
「えへへ、私の初めて。シオンにあげちゃった」
「え、え、え?」
初、めて?初めて?
推しのファーストキスが私のほっぺってそんなことあっていいんですか?
「あ、あ、あ。絶対!絶対守る!」
「えへへ、約束。じゃあ、そろそろ戻らないと」
「あ、そっか。でも送るよ?」
ソラはウィスケにばれないように帰らないといけないから、私が頑張らないと。
「ううん。大丈夫」
「え?でも普通に戻ったら」
「大丈夫。さっきシオンがやってるの見てたから」
「見てたって…」
「信じて見てて?」
・・・それはずるい。そんなこと言われたら何も言えなくなるじゃないか。
「・・・わかった」
「えへへ。ありがと」
可愛い。信じる。
「じゃあ、またね?」
「うん、また」
「バイバイ」
目の前で、ソラが消える。帰ったのだ。
「まじかぁ」
信じてなかったわけではない。でも、実際に見ると心に来るものがある。
目の前で、彼女は確かに転移した。私がたった一度、この場所に来るために使ったのを見ただけで。
人のことを言えるわけではない。私とて、忌々しきナルシストに強制転移させられた記憶から成功させている。
だがそれはあくまで私が前世を持っていて、かつ龍という並外れた強種族だったからこその話だ。
彼女はそんな特殊な生まれもなく、完全な箱入り娘でありながら実行している。
「恐ろしい。これが才能か」
・・・そういえば最初からそうだった。なぜか忘れていた…というより彼女の可愛さにやられていただけで初めから私の背後をとるわ攻撃を避けるわで無茶苦茶してたわ。
あ?
「私推しに攻撃仕掛けてたの!?何してんの!?死ぬの!?死にたいの!?」
ああ。なんてことだ。妖力とか魔力使えば過去に戻れたりしないかな。無理か、全然足りないや。
「はぁ。仕方ない。代わりにめっちゃ甘やかそ」
それでわがまま娘になっても知らない。育児放棄している家族が悪いんです。私は悪くありません。
「取り敢えずダンジョン……はダメだからウード迎えに行くか」
落ち着かない。私はなんてことしてしまったんだ。
☆☆☆☆☆
夕方、太陽の国王都にある冒険者ギルドはとてつもなく重苦しい空気の中、静まり返っていた。
「おーっす、アマリアちゃん!帰ったぞ~!・・・?」
ダンジョンから戻ってきた一つのパーティーが元気よく挨拶するが誰も返事をしない。
「おいおいお前ら。そんなしけた面どうした?賭けにでも負けたか?」
異様な雰囲気を感じ取った男が馴染みの冒険者に声をかける。
「いや、そういうわけじゃねぇんだが……もしかしたらそっちの方が良かったかもな」
「おいおいどういうことだよ」
その問いに皆が一つの方向を指さす。つられてそちらを向くと、大量の酒と一つの球があった。
「おい。あれって」
「ああ。例の精霊だ」
「マジかよ。てことは噂の幼女もいるのか?」
彼がそういった瞬間、周囲の冒険者全員が振り返り、慌てた様子を見せる。
「オイ!?馬鹿ッ!」
そして、奥からドスの利いた低い、聞き取りにくい声が広いギルドに鳴り響く。
『ア“ア“!?』
「「ひっ!?」」
何の躊躇もなく向けられた殺気。ほぼ無差別に放たれた、否。連帯責任とばかりに全員に向けられたその威圧は、数名の意識をいともたやすく刈り取った。
数秒か、数分か。誰もしゃべることのない静寂が続いた後、威圧は解かれた。皆一様に胸をなでおろし、小声で男を怒鳴りつける。
「おい!お前のせいだぞ!?」
「どうすんだよこの状況!?」
「こっちが聞きてぇよ!?」
「お前が責任とれよ!?」
「「そうだそうだ」」
「はぁ!?ふざけんな!なんで俺なんだよ!?」
「じゃないとお前、どうなるかわかんねぇぞ?」
「はぁ?どういうことだよ?」
「さっきのでわかったろ?あいつこのままだと何するかわかんねぇんだよ」
「ああ。だが、なんで俺なんだよ!」
「だってお前、機嫌とっとかないとあとで殺されるかもしんねぇじゃん」
「殺っ!?まじかよ」
「ああ、少なくとも俺らは貢いだぞ」
「貢ぐって、何をだよ。俺そんな金ねえよ」
「そんなことわかってんだよ、一杯でいい。こういうのは何か渡したってのが大事なんだよ」
「...わかった。ちっ、せっかくアマリアちゃんに花でも買おうと思ってたのによ」
「花ぁ?お前が?馬鹿いえ、そんなもん渡してどうすんだよ」
「どうするってお前、贈り物っつったら花だろうがよ」
「はぁ、好きでもねぇ奴に花なんてもらったところで捨てるだけだろ」
「なっ!?好きでもねぇとか言うなよ!?ワンちゃんあるかもしれねぇだろ!」
「ないね。そんなことより早くいってこい」
「ちっ、仕方ねぇ」
そうして男はしぶしぶ酒を買い、逃げ腰で、声を震わせながら貢ぐのだった。
そうした状況がしばらく続き、あたりも暗くなった頃。ついに、その時が来た。
もう何度目かもわからない、扉の開閉音。また、哀れな犠牲者が来たと皆が思った時、救いの声が響く。重く、苦しい空気を切り裂くその高音は、まさに福音だった。
「ちわーっす。ウードいますかぁ?」
皆がその言葉に心を躍らせ、眼を輝かせて一人を見る。押し付けられた期待に対し、彼女は不思議に思いながらも、気にせず突き進む。
そして、精霊の隣に立った時、彼女は一言こういった。
「お前また貢がれてんの?まだ飲むなら先帰るぞ?」
その時、全員が感じたのはそう。「やめてくれ」。「何でもいいから連れ帰ってくれ」、「そいつの相手はお前にしかできない」その一心で、彼らはかつてないほどの一体感を生んでいた。
しかし、彼らのそんな余裕は一瞬で消え去ることとなる。
『シオン?どうして?』
「どうしてって?」
『嫌いになったんじゃなかったの?』
「別に?」
『は?』
「確かに苛立ってたし、ふざけんなとは思ってたけど、さすがにその程度で見捨てるほど心狭くないけど」
『…だって、楽しくなかったんじゃ』
「いや?それなりに楽しめたよ」
『は? だって、最後帰るって。何にも言わなかったじゃん!?』
「いや、なんかそうした方が怒りが伝わるかなぁって」
『何、それ』
「だってあれで楽しかったとか言ってたら懲りずにまたやるでしょ?」
『そんな、』
「まあまあ。悪かったって」
『ほんとに、思ってるの?』
「え?」
流れが変わった。
『ほんとに悪いって思ってるの?』
「...うん。だから迎えに来たんだよ?」
『嘘だ。シオンは、全然気にしてないでしょ。それどころか、面倒くさいって思ってる』
「・・・いや?」
『そのくらいわかるもん』
「・・・はぁ。そうだよ。面倒くさいって思ってる。だから早く帰ろ?」
『・・・シオンは、僕の事、好き?』
「・・・・・」
『そっか。そうだよね。もともと僕からの一歩通行だったもんね』
皆、空気が変わったことに、想像し得る最悪が訪れようとしていることに気づいた。しかしそれでも、眼を背ける。そんなことあってはならないから、そんなことはないのだと言い聞かせるために。
「・・・そうだね。でもまぁ」
『しばらく一人にさせてよ…』
「え?」
『時間が欲しいんだ。僕にはもう、何が何だか、どうすればいいのかわかんないんだ』
まずい。このままではまずいというのはわかる。だが彼らにできることはない。どころか何が起こっているのかさえ分からない。故に彼らは願うのだ。頼むからどうにかしてくれと。
「・・・しばらくって、どのくらい?」
『一年くらい?』
「馬鹿か!?」
『なんで!?そのくらい許してよ!たった一年、それだけだよ!』
「一年は”たった”じゃないんですけど!?」
正論だ。
『それは、人間からしたらそうかもしれないけど!? 僕やシオンなら大した時間じゃないでしょ!』
「そんなことないが?待っても一週間が限界」
それは…せっかちかもしれない。
『なんでそんなこと言うの!?』
「だって、私は早くダンジョン行きたいの!あの忌々しい転移罠をぶっ壊してでも先に行きたいの!」
『な!? ダンジョンって…!』
「何?文句ある?私は早く自慢できるだけのお土産を持ち帰りたいの」
『いつも、いつもシオンはそればっかり! 僕の事よりもダンジョンのが大事なの!?』
「場合によっては?」
『なっ!? もう知らないっ!』
「あっ!どこ行くの!」
『知らないよ!傷心旅に出るの!』
「むーっ!何が文句あるの!?私が悪いの!?」
『もう構わないでよ!シオンは僕の事好きじゃないんでしょ!』
「はあ?困るんですけど!ウードにいなくなられるといろいろと!」
『んっ…!ダメっ!もう知らない!』
「んぅ~ッ!!! うだうだ言ってないで帰るんです!ほらっ!行くよ!」
はらはらしながら見ること少し、ついに終わりが見えてきた。正直に言えば、彼らにとって精霊がどこかに行けば二人の関係がどうなろうと気にしない。そこまで感情移入できるほど仲良くないうえ、それ以上の被害を受けている。故に、誰一人介入することなくその行方を見守るのだ。
「なっ!」
『忘れたの?僕だってそれの使い方はわかってるんだよ!』
「・・・関係ない。無理やりにでも連れ帰る!」
『やってみなよ。今日の僕は退かないから』
以降。二人は動くことを止めた。何が起こっているのか。見ているだけの彼らにはわからない。彼らにわかるのは二人がにらみ合っているだけにも関わらず周囲のものがなぜか壊れていくこと。そして、冒険者として生きてきた本能が逃げろと告げていることだけである。
☆☆☆☆☆
ああくそ。なんなんだ。ただウードを迎えに来ただけなのに、なんでこんなことになっているんだ。
むかつく。私は悪いことしてないのに。これじゃ私が悪みたいじゃないか。確かに魔王は悪かもしれないけど、理不尽に悪を押し付けられるのは違うじゃん!
そもそも!ウードとの関係って夫婦(仮)じゃん!愛なんて向こうが勝手に送ってきてるだけだし、それでいいって話で始まった関係。なのになんで愛してくれないからって怒られなきゃいけないんだ!
面倒くさい。非常に面倒くさい。簡単に倒せる相手ではないのもイラつく。
私が尻尾をフルで、九本すべて伸ばして襲っているのになぜこうも捕まえられない。ウードを捕まえようとした瞬間、最小限の魔力で弾いてくる。それどころかあいつ、尻尾から私の魔力を吸収してる?
攻撃の度に尻尾を構成する魔力が減っている。このままではまずい。あいつは精霊という種族柄魔力以外でとらえることはできない。つまり、持久戦は私が圧倒的に不利!
かといって短期決戦にしようにもこんな場所では全力なんて到底出せない。少しでも本気で踏み込もうものなら地面はひび割れ、あたりの机やいすは砕け散ることになる。それはダメだ。ただでさえ前科があるのに、これ以上はまずい。
となればやはり言葉で解決するしかないのか?こんな暴力ではなく、言論という理性的な道で解決を目指すべきなのか?
「・・・そんなわけない!」
そんなことあるはずがない!だってそんなの、私が悪かったと認めるようなもの!そんなことできない。私は悪くない。悪いのはすべてあいつだ。あいつが聞き分けがないのが悪い。
ならどうするかなんて決まっている。古来より聞き分けのない子供にする行動はただ一つ。
わからせる
相棒なんてもんは止めだ止め!今後は私が主であいつが従者!私が上で、あいつが下だ。
「今後は覚悟しろ!」
『いきなり何!?』
「年中無休は当たり前!私のためにその命を捧げな!」
そうだ。それでいい。夫婦なんて関係だから悪いのだ。愛という名の下に貢ぐだけでいい。あいつは私に推し活しておけばいいのだ。そしたらたまには還元してやる。
『なんっ!?シオンが悪いんだよ!?僕がこんなに全力なのにまるで相手にしないから!いっつも雑に相手するじゃん!』
「うるせぇ!文句言うな!」
『む~っ!』
何っ!?カウンター!?
「あっぶなっ!?何してんだっ!私に傷つける気!?」
『一発くらいいいじゃん!どうせ傷つかないでしょ!』
「傷つくわ!?治るだけで痛いものは痛いんです!」
『なら傷ついてよ!僕の痛みを味わって!僕の気持ちを受け取って!』
「ざっけんな!?誰が好き好んで傷つくか!」
こいつサイコパスかよ!?
・・・まずい。防御に尻尾を回しているせいで手数が減った。このままだとどんどん攻撃が苛烈になる。どうにかしなければ。
とはいってもできることがなさすぎる!せめて攻撃を回避できたらましなのに!ギルド内なせいで全部受け止めなきゃなんない!
いっそのことギルド壊してでも、終わらせるか?
いやいやいや、ダメだ。そんなことしたら確実に死人が出る。そうでなくても大事件だ。疲弊した状態で国と事を構えるのは無理!
「ああもう!めんどくさい!」
『なんでそんなこと言うの!愛して!僕のこと受け止めてよ!』
「馬鹿が!愛を叫ぶのは勝手にすればいいけど押し付けんな!」
ああくそ。なんだこれ。なんでこんなことになってんだ。あいつはこんなこと言う奴じゃなかったのに。
・・・それともずっと胸の内に隠してたのか?それが今爆発したとか?
いやいやいやだとしたら早すぎるでしょ。まだ一か月もたってないよ?たった一週間。それでこんなになるってどんだけ短気なのよ。それとも何かそれだけのことがあったのか?
「ッ!」
まずい、尻尾がちぎれた!新しく作る、いやダメだ。そんな余裕はない。リソースは全て今ある尻尾に割こう。これ以上は減らせない。
くそ、こっちはわざわざ尻尾伸ばして攻撃してんのになんで向こうは武器飛ばしてくるんだ!遠距離攻撃とかずるい!なんでそんな精密操作できんの!まだ魔力手に入れて数日でしょ!私数年なのに!
『ほらほらっ!僕を連れ戻すんじゃないの!?負けちゃうよ!』
「くっ!」
ぐぬぬ!完全に調子に乗ってやがる!
だがどうする?実際、私には現状をどうにかする術はない。どうすればいい?
「ぬぅ…!」
こんな時、私に見るだけで気絶させられるような覇気があればよかったのに!!
・・・試してみるか?
失敗すれば確実に負けだけど。まあそんなのはいつものことだしいいか。
さて、となればまずは。殻にこもる!
『守ってばっかでいいの!?シオン! そんなんじゃ負けちゃうよ!?』
うるさい!
落ち着け、集中しろ。やるべきことを明確にしろ。
体内に貯めてある魔力を、一度に放出する。
一般人への被害を考えると最低限指向性を持たせるべき。
ただ放出するだけじゃだめだ。それじゃ空気中に消えてしまう。
でも細かく制御なんて不可能だ。最低限でいい。
最低限形を保てるだけの目的を持たせる。
・・・やることは確定した。
イメージもできた。
あとはやるだけ。
見極めろ。
尻尾がボロボロだ。魔力を補充しなければもう壊れる。ならそれを使え。
片膝を突き、両手を前に突き出す。
ウードが締めの一撃を放とうと貯めるその瞬間。わずかに攻撃の密度が減った。
その瞬間、殻を破り、直線。
「咆哮」
魔力の咆哮が迸る。魔力で形成された大量の武具を消し去り、その大本である精霊を貫いた。
「・・・疲れた」
多量の倦怠感と共に立ち上がり、ウードに近づく。
「馬鹿が、今後一生はお前が下な」
そうして、わずかに残った魔力で雑に掴み持ち帰る。
シンとした静寂の中、先の一撃で大穴の開いた扉を潜り抜けようとしたとき。
「ちょっとまてぇーーー!!!??」
後ろから声をかけられた。
「なに帰ろうとしてんだこの馬鹿ッ!!」
気だるげに振り返ってみると、そこには切れ散らかした様子のいつもの受付嬢。
「突然消えていきなり現れたと思ったらギルド壊すとか頭おかしいんかあ!?あぁ!?なんとか言えよチビ助ッ!」
ああ。これ。
面倒くさい奴だ。




