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俺のハクスラ異世界冒険記は、ドタバタなのにスローライフ過ぎてストーリーに脈略が乏しいです。  作者: ヒィッツカラルド
【第四章】ショートシナリオ集パート①
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4-16【アイアンシップの戦利品】

もう日が沈み、ソドムタウンに夜が訪れていた。


「ただいま~」


俺はやっとのことでスカル姉さんの下宿まで帰ってこれた。


「おお、アスラン。無事に帰ってこれ、ぶっ!!」


あっ、スカル姉さんめ、一目見て吹いたな。


まあ、勿論俺が全裸であるからだ。


「な、なんでお前は全裸なんだ!?」


「なんでって、ビキニアーマーより全裸のほうがましかなって思ってね」


「馬鹿か、お前は! いいから中に入って服を着て来い!」


「もー、怒るなよ。皺が増えちゃうぞ」


「怒るわ、馬鹿餓鬼が!!」


俺はスカル姉さんに急かされて部屋に上がる。


服を着て三階に上がるとテーブルの上には温かい食事が準備されていた。


有り難い──。


俺は楽しい会話を弾ませながらスカル姉さんと食事を交わす。


食事が終わると俺は下の階に戻った。


壁に掛けられたウエイトレスの制服を眺めながら考える。


バトルアックスなどの貴重品は異次元宝物庫に入れてあって無事だが、アイアンシップから連れて来た牛などはどうなったのだろうか?


もう、全部略奪されてるよね。


この世界は、そういうところだしね。


前に居た世界のように落とした財布が交番に届けられるような心あたたまるほどに優しい世界ではないのだ。


まあ、仕方ないから諦めよう。


念のため明日にでも見に行こうかな。


もしかしたら牛たちが、ゲート前で寂しく俺の帰りを待っているかも知れないし。


あ、そうだ。


仕事の終わりを冒険者ギルドに報告もしてないや。


まあ、それも明日だな。


明日は明日で忙しそうだわ。


とりあえず寝る前にステータスの確認でもしておくか。


今回の冒険でレベルが二つ上がった。


オークたちと戦ったのと、ランドワームと戦ってだ。


オークたちを倒してレベル13に、ランドワームと戦っている最中にレベル14にアップしていますわ~。


覚えた新スキルは三つだけど、覚えているスキルのアップは多かった。


まずは──。


【ロングボウスキルLv1】

大型弓系武器の戦闘技術が向上する。


やっだね!


ロングボウスキルは絶対に役に立つスキルだろうし、やっと覚えたかって感じである。


更に──。


物理攻撃系スキルの【バトルアックススキルLv1】と【ウェポンスマッシュLv1】と【スマッシュアロースキルLv1】がそれぞれレベル2にアップして、魔法のほうは【マジックアローLv1】と【ファイアーシャードLv1】がレベル2にアップしたぞ。


それに潜伏系のスキルがアップしている。


【バックスタブスキルLv2】【忍び足スキルLv2】【気配消しLv2】【潜伏スキルLv2】【尾行スキルLv1】が、それぞれレベルが一つずつアップしているぞ。


うし、隠密行動に更なる磨きが掛かったぜ。


これで不意打ち闇討ちし放題だな。


んー、なんか違うぞ。


これでは正々堂々とした派手なスタイルじゃあないじゃないか……。


地味で卑劣じゃんか……。


まあ、いいか。


負けるよりましだよね。


次は──。


【御者スキルLv1】

荷馬車などの操作ができるようになる。


おお、荷馬車の運転技術から覚えたぞ。


てっきり俺は、一個飛ばしで戦車操縦から覚えるかと思ったのにな。


まあ、これはこれで正解である。


そして最後のスキルがこれだ。


【ヘルムクラッシャーLv1】

すべての武器で、兜割り限定の縦振り強打を放つ。それは攻撃力が1.5倍された一撃である。一日に撃てる回数は、スキルレベル分だけ撃てる。


よーし、新攻撃スキルだ!


ナイス戦闘用スキルだぜ!


これで戦いかたのバリエーションがアップしたってもんだ!


ウキウキワクワクだぜ。


さてさて、今回は戦利品もいくつかゲットしている。


マジックアイテム以外は牛と一緒に失ったけれど、貴重品は異次元宝物庫に収めてあるから心配ない。


じゃあ今回は魔法のスクロールから見てみるか。


スクロールは全部で三枚だ。


一枚目は──。


【魔法キャッチファイアーLv1】

指先に小さな炎をつける。一日にレベル分だけの回数使える。


んー、釜戸に火をつけるための魔法かな?


たぶんコンビニエンス系魔法だよね。


まあ、ないよりましかな。


さて、次は──。


【魔法オーバーランLv1】

一分間、レベル回数分だけ、走るスピードがアップする。


うーわ、最近逃げることが多い俺に取っては最後の秘策的な魔法だな。


ターボエンジンだぜ。


これは絶対に役に立つだろうさ。


さてさて、最後の一枚は──。


【魔法ライトニングボルトLv1】

攻撃力は中。雷属性。射程距離10メートルの飛翔体魔法。一日に撃てる回数は、スキルレベル分だけ撃てる。


おお、攻撃魔法だな!


当たりですよ!


しかも攻撃力が中ですわ。


マジックアローもファイアーシャードも攻撃力が小だったからナイスですわ。


でも、今の俺だと一回しか撃てないな。


これは使いどころを見極めないとならんぞ。


さてさて、ここからが本番ですよ!


続きましてはマジックアイテムだ。


今回ゲットしているマジックアイテムは、全部で四つですよ。


まず最初の一つ目は、これだ!


【木馬の置物+1】

一日に一回、五時間の間、木馬が輝く。


ライト系の電化アイテムですね。


はーい、売り決定。


ではでは、続きまして、これだ!


【魔法の水筒+1】

水を入れて暫くたつとワインに変わる。


んんー、のんべーには良いアイテムだね。


でも、俺は酒が飲めないから要らないや。


はい、売り決定!


続いては──。


【パワーブレスレット+1】

所有者の腕力が向上する。


うし、当たりだね!


外観は銀のシンプルな腕輪ですな。


続きましては~~。


【パワーメイス+2】

所有者の腕力が小向上する。命中率が向上する。


おお、プラス2ですわ!


しかも能力はなかなか当たりですね。


次の冒険はこれを使って一つ暴れて見るかな。


うむうむ、今回のマジックアイテムはなかなかでしたね。


要らない物は明日にでも魔法使いギルドに売りに行こうかな。


明日は町の中なのに、忙しくなりそうだぜ。


牛を見に行って、魔法使いギルドに要らないマジックアイテムを売って、冒険者ギルドに仕事完了の報告かな。


よし、さっさと寝ようかな。


それにしても、明日は町に出るのが怖いな……。


俺の全裸噂とビキニアーマー噂のどっちが大きいだろうかな……。


とにかく、現実が恐ろしいよ……。


ぐすん……。


寝よ……。


お休みなさい───。



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