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掌空想小箱  作者: 紫宮月音
1/8

ばけのかわ

ある時貴方がいいました。

「仮面の下が見てみたい」

そんなもの見てもどうするのと私はたずねました。

こんなものより、あなたの方が綺麗なんだから。

「化けの皮なんて外してほしい」

貴方に私が告げました。

こんなもの、見たってよいことはないと貴方は笑います。


ガワがなんだって貴方はあなたでしょう

何が見えたって君はきみだろう


互いの皮を外そうとしたってうまくいきません

ひらり ふわり のらりくらりとかわします


「これからの話しをしよう」

先のことなんて あなたといる限りわからないのに?

どうしようもないくらい 何も考えられなくなる

「永遠に一緒にいてくれませんか」

付き合えるのならば棺桶の底まで喜んで

鐘の音が聞こえる 長い長い旅路の祝福に向けて


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