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プロローグある日の教室
2×××9月11日あの子が教室に立っていた。
この日までずっと俺と話してくれていたあの子がいた
日も暮れてきて今この教室には俺と彼女しかいない。
一体何をするか分からない子とか言事もあったが、実際彼女はそんなことはしない。
だって彼女は元気で優しくて俺が悲しんでいる時は頑張って慰めようとした。
そんな彼女は今何かを始めようとしている。
そして彼女は自分にあることを言った。
もう何回も聞いたその声で
こう言った
「ごめんね・・・さようならタケル。」
彼女はそう言って窓を開けた
そして彼女は
窓から飛び降り突如現れた暗雲へと消えていった