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勇者家族のへっぽこ長男  作者: 蛸山烏賊ノ介
第5章 独り立ちすることが目標のへっぽこ長男
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特別編3 ばとる・おぶ・SekiGaHara 後編

今年は閏年ですね。




 東軍のイケダ隊の隊長を務めるゴブリンキングはずっと退屈と思っていた。


 どうせなら、南宮山にいるモウリ隊やナツカ隊が攻めて来ないかなと、秘かに期待し続けた。


 できればチョウソカベ隊も来てほしいと思っている。そうすれば成すことなく、合戦が終わるまで待つしかない寂寞を慰めてくれるかもしれない。



 遠くから煙が上がり、あれは馬が駆けている証拠だ。


 その方向にいるのは今までたまに銃撃戦を挑んでくるナツカ隊。戦いが終わろうとするときに、なにをしてるかとゴブリンキングは不審に思った。


 不意に閃光が走る。


 目を開けたときに自分の隊列が魔法の攻撃でかなりの損害を出したが、ゴブリンキングは喜んだ。


 これで戦いができる、己の力をこの戦場で見せつけるときがやっときた。浮足になった自隊の兵を一喝して、ゴブリンキングはスレイプニルの背に跨ると、愛用のバトルアックスを頭上に掲げる。



 まさに突撃の号令をかけようとしたときに 前方でスレイプニルに乗る華奢の少女が弓を引いて、こちらに魔法の矢を放とうとしている。


 その頭上には風の精霊がいた。


 射られた矢を避けることができなく、気が付いた時にはもう鎧が壊されて、ゴブリンキングがこの戦場で初めて戦えたのに、なす術もなくチョウソカベ隊に撃破された。



 草原に落ちてる自隊にいた足軽ゴブリンたちは魔石となって姿を消した。ナツカ隊とチョウソカベ隊は止めに入った西軍であるはずのキッカワ隊を全滅させ、次の獲物を求めて戦場のほうへ駆けぬけた。


 午前中に聞いた噂では、戦場のほうにうまい食べ物や酒を売っている店があるらしい。


 ゴブリンキングはバトルアックスを担ぐとその店を探すため、自隊がいた場所から立ち去った。




 ホンダ隊は前進していたが後方の騒ぎに気付いた。


 隊長のオーガキングは江戸城迷宮が誇る猛者、これまで何度も西軍を相手に激闘をくり返してきた。


 西軍最強と謳われたサイクロプスと戦えなかったのが残念だが、それは来年の楽しみにとっておこうとオーガキングは思った。



『なんの騒ぎだ』

『本陣が襲撃されてます』


 部下のハイオーガから情報を聞いたとき、オーガキングは自分の耳を疑った。


 ほぼ完勝している現在、西軍に残る戦力はないはずだと思っているからだ。



『なんと! どこの新手だ』

『先に走らせたウェアウルフからの報告ではナツカ隊とチョウソカベ隊らしいです』


『本陣がやられたら負け戦。引き返して小賢しい者どもを撃ち滅ぼしてくれるわ』

『本当に殺しちゃうと大阪城と戦争なりますよ』


『わかってる。表現だけだ』

『それでは転進します』


 ミツコ隊を撃滅すれば、今年のダンジョン合同模擬戦が終わる。


 脅威が少ないこの世界で、緊張感を保っていかないと配下たちが堕落するかもしれないことに危機感を覚えた東西の二大迷宮のラビリンスマスター。


 関ヶ原の地で実戦さながらほぼ同じ戦力をぶつけ合うことで、迷宮の実力を維持しようと合意してた。


 勝ち負けなどただのお遊び、だが戦うからには全力を尽くす。それがこの合戦に参加する部隊長たちの共通する意識だ。



 進路上に現れた逃げてくる東軍の足軽ゴブリンに、オーガキングは事情を詰問した。


 後方にいるモウリ隊を抑えていたイケダ隊、アサノ隊、ヤマウチ隊、それにアリマ隊はすでに打ち破られて、本陣は今のところどうにか戦線を維持しているものの、敵の猛攻でもうすぐ崩れるだろうと聞き出すことができた。



『狼煙だ! 敵は後方にあり。ミツコ隊は牽制部隊だけを残して、残りは全部本陣に向かえとな』


『は』


 オーガキングの指令を受けたハイオーガが後ろへ下がる。当のオーガキングは体の血が騒いで、闘争本能をかき立てるこの状態を楽しんでいた。


『大阪のやつらめ、いつの間にか戦力を向上させおったな。

 まあいい、直々に確かめてやるわ』


 オーガキングが雄叫びをあげて、ホンダ隊が本陣の危機を救うために進軍を再開させた。



 人族の屋台で美味しい酒を飲んでいた東軍の各将は狼煙を見てから、急いで自隊に戻った。屋台にあるテレビ中継を見て、どうやらナツカ隊とチョウソカベ隊の反撃が始まったということだけは理解できた。


 イシダミツコ隊を牽制するのはコバヤガワ隊やアカザ隊たちが引き受けることになり、東軍の各隊が反転する中、敗退してくる本陣トクガワ隊と合流した。



『今の状況はどうなってる』


『南宮山を抑えていた各隊は全滅。本陣の兵力は半減、ホンダ隊は敵を食い止めようと進んだらしいが、最後に届いた知らせは一騎打ちを挑まれたらしい』


『ほう、一騎打ちとな。

 西軍にもできたやつがまだいたのか』


『いや。どうも大阪城のやつではない』

『じゃあ、だれだ』


()()ところの魔導師と戦乙女だ』


 江戸城迷宮から来た迷宮魔物たち(ラビリンスモンスター)はそれまでどこか気楽さのある表情から、いきなり好戦的で獰猛な笑いを浮かばせる。



『こいつあ、譲りたくない相手だな』


『ああ、10年以上もやってりゃ慣れというか、またかという気になってはいたが』


『とにかく、オーガのやつらに食われる前、急いだほうがいいぞ』


 本陣をある程度立て直させてから、各隊はすぐに出撃を急がせた。




『——化け物どもか、お前たちは』


『お姉ちゃん、化け物に化け物呼ばわりされちゃったけど、どっちが化け物かな?』

『そういうときはどっちも化け物ってことなの』


 戦乙女(ヴァルキリー)の山田幸子は弓と魔法を巧みに使い分けて、オーガキングが着込む鎧の耐久度を削り続けた。


 東西年に一度のバトルオブセキガハラにルールがある。


 将に限っては破壊可能の甲冑を着用し、それが壊れたときにその将は死亡の判定を受けて、退場しなければならない、



 山田幸子はオーガキングを相手に真っ向勝負を挑む気にはなれなかった。


 ここに来たのは臨時のアルバイト、トヨトミヒデコがたまには勝ちたいとお願いされた。ラビリンスマスターからの頼みだし、提示された報酬も高かったので姉妹は断る理由もなく、引き受けることにした。


 初めから混戦に巻き込まれるつもりがなかったので、終戦間際での参戦を姉妹は狙っていた。


 雑魚足軽は姉の山田花子が特級魔法で一掃して、強そうな敵は妹の幸子と助っ人である鬼ノ城一族エルフたちが弓で退場させた。



『ねえ、もう終わりにしようよ』

『ナメるな小娘!

 我とて江戸城で名が知られるオーガの王だ、そうやすやすとやられてたまるか!』


 オーガキングの怒声は山田幸子になんの感銘を与えることはできない。


『あのねえ、これってバトルオブセキガハラでしょう?

 だれもラビリンスアタックなんかしてないわよ』


『……こ、小娘が生意気の口を……』


 オーガキングの額に浮かんだ汗を見て、山田幸子はオーガキングがここにいる意味を思い出したと直感した。



『じゃね、これは恨みっこなしの訓練戦だからね』


『それでもやられてたまるか!』


 虚勢をあげるオーガキングを無視して、山田幸子は精霊シルフィアの助力を得て、必殺技の一つである五月雨撃ちを放った。


 全方位から数えきれない魔法の矢がオーガキングへ着弾し、オーガキングが持つ本来の防御力で殺傷力は防がれたが、模擬合戦用の甲冑は見事に破壊された。



『ホンダ平八、打ち取ったりぃ

 ……ねえ、これでいいの?』


『勇者の戦乙女! 江戸城に来い! 必ず雪辱を――』

『そういうのはいいから、あんたが合戦での役割は終わりだからもう出て来ないでね』


 ガクンと肩を落としたオーガキングの横を通り、姉妹は新たな敵を探すために手勢とともにここから離れた。




「――ヘルファイアー」


 勇者姉妹が作り出す炎の竜巻が会敵した雑兵を焼いて魔石へと変え、東軍の将が前へ進もうとするとエルフが射かける矢で阻まれる。


『ええい、うざったいわ』

『だが突っ込むなよ、鎧兜が壊される』


『このままでは攻め手を欠く。おれが先に行くから後に続けい!』


 アダマンタイト製の大剣を持つカトウ役のケンタウロスは盾を前にして、部下のケンタウロスとともに突進し始めた。飛んでくる氷魔法を盾で跳ね返して、魔導師の姿を目で捉えた。



『死ねい!』

『――お前がね』


 背後から女の声が聞こえた。


 カトウが振り返ろうとする瞬間、ケンタウロスの全身に雷魔法が襲ってくる。


 鎧兜が壊され、江戸城で大手門を守備するケンタウロスの戦いがここで終了した。戦乙女は敵の隙をついて、接近戦で強敵を倒した。


 仇を討とうとする部下のケンタウロスは敢闘するも、エルフが射る正確無比の矢の前に、あえなく全員が鎧兜を失って、戦死の判定が下された。



「――お姉ちゃん、しんどくなってきた」


「そうね、テレビで見てたよりもずっと大変だわ。

 どれだけ自力でボス級ラビリンスモンスターと戦えるかを試したかったけど、甘く見てたようね」


 徐々に左右へ兵力を移動させ、包囲陣を敷き始めた東軍に勇者姉妹は反撃し続けるものの、護衛役の足軽ゴブリンを多く失ってしまった。


 射手であるエルフも半数が甲冑を壊されてそのままリタイアし、残ったエルフたちの顔に疲労の色が濃く現れていた。



「大阪城迷宮の主から一回だけ託された力を試してみる?」


「……そうしたほうがいいみたいね。

 今までしたことはないんだけど、ヒデコが言ったようにあんたの可能性に賭けてみるわ。

 火と土の複合魔法をかけるから、さちこも甲冑を壊せる程度の手加減でお願いね」


 勇者の魔導師が戦乙女の頭上へ 大きく燃えあがる土の玉を撃ち出した。それを警戒してか、勇者姉妹の前方と左右から包囲する東軍の各隊が守備を固める態勢に入る。


「うん、わかった……

 ——風の精霊、お願い。星を空高く舞い上がらせて」


 戦乙女に付き添うシルフィアは燃えあがる土の玉へ向かって右手を向け、それを上空に浮かび上がらせる。


 収納ポーチから一本の枝を取り出した戦乙女は、弓にそれをつがえると、空にある燃えあがる土の玉を狙って、ギリギリまで弦を引き絞る。



「大地に降り注ぐ流れ星(メテオシャワー)!」



 放たれた枝が空にある燃えあがる土の玉へ突き刺さると、無数に分裂した火の矢が目にも止まらぬ速さで、東軍の陣営へ目掛けて暴雨のように落ちていく。


 東軍の諸将は夕空に現れた火の雨を眺めたまま、戦乙女が初めて放つ避けようのない広範囲の攻撃に飲み込まれた。


 激しい爆発音と吹き荒ぶ爆風は全方位に広がっていき、身を守るために武器を放した勇者姉妹が率いるエルフや足軽ゴブリンは、吹き飛ばされないように、両腕で体を抱えてから地べたで身を屈めた。



 緩やかに吹く戦場の風が辺りから煙を吹き散らした頃、勇者姉妹の前で残されているのは無数の足軽ゴブリンだった魔石と、鎧兜を破壊されて、元の姿となったラビリンスモンスターだけだった。



「……お姉ちゃん。

 ラビリンスマスターの魔法を込めた世界樹(ユグドラシル)の枝はすごいね」


「びっくりしたわ、これがヒデコの言ってた奥義ね。

 手加減してよかった、そうじゃないとここ一帯が吹き飛んだかもね」


『――ちょっと貴方たち、こういうのは反則よ!

 やり直しだわやり直し』


 甲冑を壊されて、ほとんど裸体のアラクネクイーンが頬を膨らませて勇者姉妹へ異議を申し立ててきた。



『ええー……

 勝ちは勝ち、文句を言われる覚えがありません』


『キーっ! 奥義魔法なんてズルだわ、あたくしは認めませ――』

『よさんか、オリビア!

 油断したこっちが悪いのだ、いちゃもんをつけるんじゃない』


 戦乙女にいなされたアラクネクイーンが魔法を撃とうと両手をかざしたときに、背後から黒色の鱗を身にまとうドラゴニュートがアラクネクイーンの肩を掴んだ。



『人間だけの力とは思えないが、人間が奥義魔法を使えたのは褒めてやろう』


『そう? 褒めてくれてありがとう』


 意気消沈するアラクネクイーンを無視して、ドラゴニュートが勇者姉妹に話しかけた。


 返事したのは姉の魔導師、悪びれる様子をみせることもなく、ごく自然にドラゴニュートの褒め言葉を受け止めた。



『腹の虫が収まらないなのだが、私達のバトルオブセキガハラは終わった。

 この借りは返したいので、ぜひ江戸城の本丸まで来てほしいものだ』


『お断りね。今日はアルバイト武将なんで、仕事が終わったら報酬を受け取って終わりなの。

 それに日ノ本で一二を争うラビリンスの最深層へ、用もなく挑むほど能天気な性格はしてません』


『そうか、それは残念だ。

 でも勇者の魔導師と戦乙女の実力は見させてもらった。

 いつか矛を交えることに期待してる。では』


 動かないアラクネクイーンをズルズルと引っ張っていくドラゴニュートの背中へ、視線を逸らせずに注視する魔導師へ、戦乙女は遠慮気味に問いかける。



「ねえ、お姉ちゃん。あれはもしかして――」

「ええ、そうよ。あれが江戸城迷宮四天王の筆頭、総構えの守り手と言われるダークドラゴンのケネス。

 あれを倒さない限り、江戸城迷宮を討伐することはありえないわ」


「強そうね」

「ええ、強いと思う」


「……でもね」

「なあに?」


 顔を合わせる勇者姉妹、妹の戦乙女は満面の笑みを姉に見せる。


「江戸城迷宮を討伐する気なんてないから関係ないね。

 ねえ、お姉ちゃん」

「もちろんじゃない。

 探索ならともかく、江戸城迷宮の討伐なんて正気の沙汰じゃないわ」


 東軍の将を務めたラビリンスモンスターがぞろぞろと立ち去り、戦乙女の後ろで浮かんでる風の精霊シルフィアが、笑い合ってる姉妹を見守るような温かい目で見つめていた。




「――なあ、ハナねえ、さっちゃん。

 ここでなにしてんの?」


 自隊に召集の号令をかけているときに 聞き慣れた声がしたので勇者姉妹は破顔する。


 エプロンを身に着けてる若い男が小さな妖精を連れて、手に大テコを持ったままで戦場だったここに現れた。



「さっちゃんじゃないの。

 うちはチョウソカベモリチカコよ」

「そうそう。

 わたしはナツカマサコよ、どこをどう見たってハナねえではありません」


「いやいやいや、モリチカコって長っ! それだけで名字になるわ!

 それとマサコさんよ、あなたはどこをどう見たってハナねえにしかみえないよ」


「もう、お兄ちゃんは本当にしょうもないことで細かい!」

「本当にそうよね。

 モテる男はそんなことにこだわないっていつも言ってるでしょう」


「やっぱハナねえとさっちゃんじゃないか」


 クスクスと笑ってる勇者姉妹へ、若い男は大テコを地べたに叩きつけた。



「たろちゃんの商売は儲かったの?」

「おう、ばっちりだぜ」


「じゃあ、今度山城へ行ったら奢りね」

「問題ない。いつでも来てくれ、ハナねえ。

 あ、さっちゃんもな」


「おまけみたいな言い方は嫌なんですけど、お兄ちゃんに奢らせてあげてもいいよーだ」


 爽やかな笑顔を見せる若い男は姉の魔導師へ親指を立てて、快くおねだりを受け入れた。


「さちこ。さっさと終わらせて、大阪城迷宮へ報酬をもらいに行きましょう」


「うん。早く帰ってゆっくりと風呂に入りたいわ」


「ナツカ隊、進撃します」

「モリチカコ、行きまーす」


「だから長いってそれ」


 若い男のツッコミを無視して、今日のイベントを終わらせるために 東軍の本陣へ勇者姉妹は乗騎を走らせた。


 チョウソカベ隊のエルフたちは、若い男へ手を振ってからスレイプニルを巧みに操り、足軽ゴブリンを避けつつ戦乙女の後ろについて行く。



「たろうさん。お腹空いたからなにか食べさせて」

「あれ? シェールさんだ。

 退場したのですか?」


「うん。ちょっと油断しちゃった……

 それよりたろうさんが作ったご飯が食べたい」

「いいですよ、屋台に来てください。美味しい焼きそばを作りましょう」


 エルフと会話する若い男は知らない。


 屋台には戦死判定を受けたすべてのラビリンスモンスターがすでに店へ集まっていて、彼に高給で雇われた空色騎士(アルバイト)たちが彼の帰りをイライラしながら待っている。



 本陣を落とされて、東軍の大将であるトクガワノブヤスが戦死の判定を受け、今年のバトルオブセキガハラは久しぶりに西軍の勝ちで終わりを告げた。



 足軽ゴブリンが例年以上に倒されていたので、探索協会から指定された若手冒険者たちが、予想したよりも多い臨時収入に喜んでいたのはまた別の話だ。





西軍の勝ち!

これが書きたかったんです。

次から日常編に戻ります。


ブクマとご評価して頂き、とても励みになっております。誠にありがとうございます。

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