再び
そして放課後。
皆を連れて花さんの住むマンションへ向かった。
「楽しみです! 満開先生のお部屋!」
「確かにあの満開先生だからザッモテる女みたいな部屋なんでしょうね! 前は良く見れなかったから屏風ちゃんも楽しみだわ」
「満開……先生……は……学校……では……できる……女教師……です……からね……私……の……情報……では……男子……人気……と……同僚……の……男性……教師……の……人気……も……中々……の……よう……ですし」
「ゲロ! そういえば花さんの部屋には久しぶりに入るわね! 糞虫が定期的に訪ねていたようだけど」
その豊穣の言葉で自然と皆の視線が俺に集まる。
そんな目で見るな。
いかがわしい気持ちなんて仮に持っていても花さん部屋に入れば一瞬で吹き飛ぶから。
「その理由は花さんの部屋にわかる……覚悟だけはしておけよ」
そういうとみんなが不思議そうに俺を見ていたが前こいつらが見た部屋は本来の姿でではない。
そんなわけで花さんのマンションについたわけだ。
「じゃあ開けるぞ? いいな」
「何もったいぶってんのよ! 早く開けなさいよ!」
『屏風ちゃんの最大のライバル満開先生のお部屋か、どれほどものかで金緑のヒロインの順位は変動しそうね! 序列一位は当然私だろうけど』
「そうですよ金緑さん。危険があるわけじゃあるまいし」
『ついにこの時が来ました! 女教師の生部屋です! どうなっているのでしょうか?
とても気になります! 早く開けてください金緑さん』
「そう……です……早く……開けて……くだ……さい」
『じらすなよ! 金緑ネタ提供がお前の仕事だというのを忘れやがったのか!』
「ゲロ! 男らしくガッバと行きなさい糞虫!」
『少しでも浅井君の理想に近づける様に花さんの部屋から学ばないとどうなってんだろう花さんの部屋、花さん実家暮らしだった時自分の部屋だけは私を入れてくれなかったからな……』
皆は皆で好き勝手いろいろと思っているようだ。
正直花さんの部屋の扉を開けるのが怖いあれから数か月きっとたっぷりため込んでいるだろうし。
「じゃあ開けるからお前らさがってろ」
その言葉に皆は自然と後方に避難。
ガチャリと、開けると白い物達が眼前を覆い俺の体の上になだれ込んできた。
「大丈夫金緑?」
「大丈夫ですか金緑さん」
「なんで……こんな……大量……に……大丈夫……ですか……金緑君」
「大丈夫糞虫?」
「まぁなんとか皆これが先生の汚部屋だ」
俺は俺の上に降り積もった白いゴミ袋をかき分け這い出た。
一様の為制服の袖の香りを嗅ぐよかった臭いはついていないようだ。
開けた部屋を見ると奥が見えない程、白いゴミ袋ぎちぎちに詰められていた。
まじであの人どうやって出入りしてるんだ?
「何か思っていた部屋と違うわね。完全にダメ女の部屋じゃない……」
「確かにそうですがこれはこれで新鮮な体験です。変な臭いがつかなければいいのですが、どうします人呼んで片づけてもらいます?」
「その前……に……満開……先生……に……許可……を……得ない……と……ダメ……です」
「皆~来たの~?」
ゴミの詰まった部屋の奥から花さんの声が聞こえる。
「来ましたよ! 花さんこのゴミ人呼んでかたずけてもらいます?」
「いいから皆~入ってきて~渡したい物が」
「らしいがどうする? 俺一人でいってもらってくるけど」
「駄目よ満開先生はこの前、猫耳裸エプロンで金緑誘惑してたから二人きっりでことに及ばれたら大変だもの! だから一緒にいくわ」
「本気ですか屏風さん……じゃあ私も入ります! 臭いがついてもしっかりお洗濯してもらばいいですから」
「当然……私……も……です」
『マジもののダメ女の汚部屋を探索面白そうだ!』
「ゲロ! そうね!」
『花さんの部屋ってこうなってたんだ。でもこれで花さんに一つさだね! 浅井君の奧さんは渡さないんだから! そのためだったゴミの山ぐらい大丈夫!』




