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分かった会うよ

「そうだったわ! 忘れてた金緑私のお父さん再来週で出張から帰ってくるから私の両親の方もあってよ!」


 「分かったでも出張か帰ったすぐ後でいいのいのか? 久しぶりの家族団欒(かぞくだんらん)しなくて」


 「お父さんが早く会いたいっていうのよ! 金緑とキスを済ませたって言ったら電話で即決よ!」


 「お前なこの場の全員同じだろ……」


 「金緑……君……私……の……母さん……も……再来週……に……会い……たい……そう……です」


 「わかったでも二人共暴走はなしだぞ。親御さんと会った瞬間、俺の子供が私のお腹にとか嘘はやめろよ」


 「ちぇダメか……」


 『そのまま襲ってお父さんお母さんの目の前で既成事実という展開もありだったのに』



 「流石……に……ベタ過ぎ……ます」


 『もう少し捻る必要ありだな30点』


 屏風さすがにそれはねーよ。

 両親の前で既成事実ってエロ漫画じゃないんだから。

 木下先生俺は素人なんだからもう少し甘く加点してくれ。

 ネタで言ったわけではないが、その点数だと俺がつまらないボケをしたように見える。


 「だったら私の両親にもあって欲しいです!」


 「ゲロ! 前科持ちでしょあなた!」


 「さすがに私達一族で木下さんには手が出せません。あれから一族の者がちょっかいをかけて全て大敗したと耳に挟んでいます。ですからこれは私個人の意思です。私の両親は前の件は反対していたので、そのお詫びをかねて会わせてほしいと言っていたのでいい機会だと思いまして」


 「さすがだね! 木下ちゃん! ハイスペック! これで僕たちの金緑君の安全は確保されたと同然だね!」


 「ゲロ! さすがね!」


 『凄いな木下さん。私も頑張らないと』


 「さすがミステリアスガールと名高い木下さんね!」


 「へぇー木下ってそういう風に言われてるんだな」


 「そうよ。木下さんたどたどしい言葉遣いだけど。普通に誰とも物怖じしないで会話できるし、頭もいいし、誰にでも優しいし、髪は手入れが行き届いてサラサラ、お肌の手入れだって完ぺきで一見人見知りにみえるから、そのギャップがミステリアスって言われていて意外と男子人気もあるのよ。一年の時クラスで木下さんに告白しようかまよっている男子だっていたんだから、当然金緑がいるからって友達にとめられてけど」


 「まぁ木下は髪型を変えれば抜群に美少女だからな気持ちはわかる」


 「そうなのよね……木下さん美人で胸が大きくて、お金持ちでよくわからない凄い知人沢山いるみたいだし、これがギャルゲーだったら完敗だったわね……」


 「まぁまぁ僕たちの金緑君がその程度の差で女の子を差別したりしないさ!」


 「確かにそうね。でっどうするの金緑?」


 「せっかく御呼ばれしてるなら九条院さんの両親に会ってみるかな」


 「ゲロ正気?」


 「大丈夫……です……豊穣さん……すでに……金緑……さん……の……私物……には……発信機……が……仕込んで……あり……ます……何か……金緑……君……にしたら……九条院……一族……を……破綻……させ……ます」



 「すいません! 魚先生! 俺にプライベートはないのでしょうか?」


 思わず挙手をして質問した。


 「普段……は……放置……している……ので……大丈夫……です……それとも……私……に……言えない……秘密……でも……あるので……しょう……か?」


 なんだよ反論できないぜ。

 確かに木下に言えない類の後ろめたい秘密は俺にはない。

 ちいとばかり健全過ぎませんかね俺。

 ハレーム状態なのに。

 まぁそれぐらいこいつらは大事な女の人たちだからな。

 うかついに手なんて出せない。


 「それなら私両親に連絡します。金緑さんんに手を出したら木下さんに本当に潰されかねないのは良く私達一族の者も分かっていますので大丈夫です」


 「じゃあ僕の両親とも会うのは決定だね!」

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