再びの〇ッキーゲーム
「むふふふふ、面白しろさなうな事になってるじゃないか! 僕も入れてくれたまえ!」
「満開先生こうなってるの先生のせいなのに」
「ぶうー屏風ちゃん僕も一応金緑君に想いを寄せるヒロイン枠だよ! それに知りたくないのかい? 金緑君を虜にするキステクニックを」
「花さんどこから聞いたんですか……」
「うーんと金緑とこの場の全員がキスするって所かな」
あの時からか、それ以前になんで花さんはここにるんだ?
「全くもう! 金緑君とベロチューを楽しんだ夢見心地で忘れ物を取りにきてみれば、こんな美味しい展開に僕も混ぜなきゃダメだよ! 当然協定とやらにもね!」
「花さん声が大きい! 誰かに聞かれたらどうするんですか! 学校ではそういう態度止めてください! ばれたら俺たちお終いですよ!」
「大丈夫! 大丈夫! 廊下に誰もいないと確認したし教室には誰もいないじゃないか! まあでもその通りだから控えよう! これに混ぜてくれる代わりにね!」
そういわれ辺りを確認するがいつの間のにか人影はなく。
俺たちだけだ。
「まぁ君たちのやり取りなんて他者が聞いていたら、人によっては嫉妬で狂い死ぬぐらい甘々だからね! いつまでも聞いてると劣等感が沸いてくるから皆さっさと帰っちゃうのさ」
まぁ人によってはだろうけど。
そうなのか?
「それ……では……満開……先生……を……加えて……順番……を……決めま……しょう……後……で……キス……テクニック……を……教えて……くだ……さい……協定……に……入れて……上げる……かは……その後……です」
『ナイス先生! 俺も気になってんだよな! それに俺の知識を加えて金緑を骨抜きにしてやんよ!』
「僕にまーかせなさい! 金緑君との気持ちいキスライフを保証してあげよう!」
『むふふふ、金緑君とのディープキス気持ちよくてふわふわして幸せな気分になるからねー、それが定期的にできるなんて最高じゃないか! そしてこのキステクニックの伝授で第二夫人の地位は貰ったような物さ!』
っ!? なんで花さんの心の声が。
やっぱりパワーアップしているようだ。
今まで花さんと九条院さんの心の声は聞こえなかったはず。
それに木下と豊穣、屏風の声も明らかに俺に向けていない物まで、一体何が……まぁ今はそれを考える余裕はないだけどね。
後で木下に相談しよう。
「さすが金緑さんです! 満開先生まで虜にしているとは、負けませんよ皆さん!」
『金緑さんが凄いという満開先生のテクニックこれは習得して是非とも金緑さんとしたいです!』
「いいじゃない! キスをするなら気持ちい方がいいもんね! 先生の大人のテク教えてもらうわ!」
『きっと満開先生の事だから、それまでにいろいろ男の人と技をさすが満開先生ね!』
屏風残念ながら花さんもお前と似たようなものだぞ。
テクニックは凄いけど。
「ゲロ! 花さんのテク頂きね!」
『花さん大人だから凄い事いろいろ知ってるんだろうな、でも負けないもん!』
「では……皆さん……お菓子……を……咥えて……くだ……さい」
「お菓子? 僕が今持ってるのは……これでいい?」
とポケットから小さな袋に小分れた裂きイカを一つ取り出す。
「いいです……咥え……られ……れば……いいので……九条院……さん……も……咥え……てくだ……さい」
「私もですか?」
「そうです……この……人数……で……じゃんけん……は……時間……がかかり……ますし……面白く……ないので……金緑君……に……決めて……もらい……ます……細かい……事……は……金緑……君……が……察して……くれ……ます……ので」
「そういうことなら」
そういって九条院さんは鞄からドリコのバッキーを取り出し口に咥えた。
前見た気がする光景だな。
「ゲロ! いいわよ!」
そういって豊穣はサラダ味の棒状クッキーブルッツを咥え。
「むふー、前の雪辱戦よ! 金緑の一番は私なんだから!」
そして屏風は鞄から何やら取り出して口に咥えた。
何故か通好みのせんべいアホウケだった。
「私……は……これ……です!」
そういって木下は竹型のクッキーにチョコレートをコーティングしたお菓子親竹の山を咥え。
「むふふふふ面白い展開じゃないいか! 僕の唇は裂きイカなんかより味わいがるよ!」
そういって花さんは裂きイカを咥えた。
この展開ってあれだような……。
「金緑……君……一人ずつ……選んで……下さい……今度……は……キス……して……くだ……さい」
『しやがらなかったら後で俺と耐久ベロチューだかんな!』




