表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の毒舌幼なじみの心の声が甘々の件について  作者: 師失人 
その三~フルフェイスの転校生~
49/144

3日後

「響お嬢さま早急にお耳に入れたいお話が……」


 運転席の老紳士はそう語り掛ける。


 「まさか期限が……」


 「そのとうりでございます。決行は三日後とのこと」


 「何故です? まだ時間があるはずではなかったのです!」


 「九条院一族と深い繋がりのある方の要求との事です。どうやら情報がもれていたようですな」


 「覆すことは……」


 「おそらく無理であるかと七日という猶予も最大級の物ですが、先方の要求となれば……」


 「……分かりました。ただ穏便にお願いします」


 「心得ております。すでに各班に伝達済みであり違反者には罰則をもうけております」


 「もう少しこの生活を――いえ止めましょう。もうきっと戻れないのですから」


 響ゆっくり眼を閉じ味わうように言葉の続きを出す。

 振り返れば楽しいと感じた日々はもう過ぎ去った。

 響の目は決められた未来を見ていた。

 それでも響は幸せにならなければいけない彼と共に、それが響のできる彼を奪ってしまった彼女からへの響ができる贖罪と信じて。

 作戦決行は今日から三日後。

 二月二十日くしくも響の生まれた日である。

今日からこの章が終わるまで毎日更新予定。

無口っ子のほうは二日に一度ペースやで

やっぱり受けがいいほうに集中すべきか・・・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ