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鏡。と、屍

作者: 深架
掲載日:2015/11/17

鏡のなかに閉じ込められた

あなたを追って暗闇の廊下を辿っていたの

そうしたら気付かれてしまった

あなたは魔法使いね

わたしを閉じ込めて

一体なにをしようと云うの

あなたに足りないものも

手に入らないものも

ないはずなのに

なぜ

わけもなくわたしを閉じ込める?

意味もなくわたしを苛む?

暗闇の廊下 去っていくあなた

その足音をきくわ

このサビシサをどうしてくれるの

このサミシサに償うすべを見つけてくれるの

ワカラナイ

なんていちばん無責任なことばね





棺のなかに埋められた

わたしは屍体よ

あなたに埋められたの

あなたに愛されたくて でも

愛されなくて

だから

わたしはじぶんでじぶんの首をシメてやったわ

どう?

堪らない気分でしょう?

体がないってイイことね

身軽なことね

わたしはいつも気付かれずに

あなたのそばで1日しあわせ

だからあなたにむけて微笑む

あなたもあなたもあなたもあなたもみんな

死んでしまえ

呪い殺してやる

死ぬ暇さえないほど

恨ませてやる

あなたたち同士 勝手に死んでしまうように

肉体をもたないわたしは

ほくそ笑むだけ

あなたたちを呪って高見の見物

ね? いいでしょ




いつの間にか

夜明け

わたしはねぇ鏡から這い出て

魂を買い戻して(誰にorナニに売ったかはヒミツ)

今日また あなたのまえに

現れるわよ

だから準備しといてねチャンと

わたしを殺し閉じ込める準備

死んだわたしの屍体 埋める準備


わたし 待ってるからね?

いつものバショで……


読んでいただきありがとうございます。

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