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日常シリーズ

冷たくて美味しいもの

作者: 葉月ネル

「やっと帰ってきたー!」


部活終わり、私はすぐさま冷蔵庫へと向かう。


「おかえりー。部活どうだった?」

「よかったよー」


リビングの机でノートパソコンを触っている

お母さんの問いかけにも適当に答えて、

冷蔵庫の前へと立った時、


「あ、手洗わないと…」


普通に手を洗うのを忘れていたため

洗面台で手をしっかり洗い、すぐさま

冷蔵庫の前へと再び立つ。

そして、冷蔵庫の下から2番目の引き出し、銀色の壁の隙間へと手を入れて前へと引く。

するとそこには3種類のあるものが。


「うわ、悩むなぁ…これ…というか母さん

またアイス買ってきてくれたの?」

「最近暑いからね、母さんも食べたいし

買ってきちゃった。」

「母さん何食べる?」


冷凍庫の中には3種類のアイスがあった。

一つはスイカ味のシャーベット。

もう一つはバニラ味のアイス。

さらにもう一つはコーン付きソフトクリーム。

もちろん、私はどれも好きなのだが、

母さんが食べるものは極力避けたい。

すると母さんは答える。


「やっぱり、量の多そうなソフトクリームかしら?」

「ぎくっ…」


やはりそうきたか母さん…

私は味はあまり拘らないタイプ…

というか味は美味しければどれも好きみたいな

感じだからいいんだけど…

「量」はねぇ…

正直、私も量が多そうなソフトクリームが

よかった…けれど、敬愛なる母様のご要望だ。

もちろん、ここは譲ろう。


「…わかった。じゃあソフトクリームは

残しておくね。」

「ありがとう。」

「さて…」


あとは残りの2つから決めないとな…

シャーベットとバニラアイス…

見た目の感じでは量はあまり大差ない感じだ。

だとしたら味…って…!

父さん忘れてた…!

3つアイスがあるということはそうゆうことだろうな…

えっと、父さん何食べるっけ…


必死に私はアイスを頬張る父さんの記憶を引っ張り出す。


父さんは…確かシャーベットが好きだったよね?

私の記憶には限定品のメロン味シャーベットを

食べる父さんの姿があった…

なら、私が食べるべきなのは…!


私は、バニラ味のアイスを手に取り、

引き出しを前へと押し、リビングの椅子に座る。




そして私はカップに付属のスプーンを使い、

バニラアイスを思う存分楽しんだ。



日常シリーズ/第一弾

読んでくれてありがとうございまーす!


日常シリーズの第一弾として書いたのがこれで、

アイスを題材とした日常短編でございます。


これ書いていて思ったんですが、「アイス」

ってシャーベットとかソフトクリームとか、

そこらへんのものをまとめて「アイス」というんですよね?

なら、あのカップに入っている…

いわゆるスーパーカップとかはあれは

シャーベットのように名称とかあるんですかね?

うーん…カップアイスとかがしっくりくるかな?


コメント等励みになりますので、ぜひお願いしまーす!

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― 新着の感想 ―
アイス、おいしいですよね。 味は互角のとき、やっぱり重視するべきは量……! ちなみに、アイスは、商品表示的には「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」に分けられます。スーパーカップ…
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