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希望と邂逅

書き始めると楽しいのでペンが進みますが、ペンが重い…

・・・

「今回の大会も手抜きになってしまったわね。最近は全力出すことないから私が今どれくらいできるかも本当にわからないわね」


傲慢とも見られる悩みを抱えているのは、現学園のトップであるリズ・スカーレットである。リズは3年生で早々に学園で1番になり、その時点から主に皆の憧れや、教えを請われることがほとんどで、自身の能力向上の訓練や相応に打ち合える相手との模擬戦もすることできていなかった。順調に能力が伸びていたら必ず訪れる壁に当たってからは、自身の訓練に力を入れることができなかった。またそれを言い訳に超えるための努力も全力でしてこなかったのである。1年生時点で学年トップ、2年生で学園2位と上位に居続けた者の大きな悩みである。まさに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と同じ悩みを持っていたのであった。そこからは学園の大会は本気で戦うと相手が絶望してしまうので、師範のような立ち振る舞いをするように心掛けていた。ダンジョンの課外実戦でも、リズからすればぬるい場所であったので、先生たちからも何かあったら助けてやってくれと言われる立場になっていた。周りからの扱いと今の現状に慣れてしまい、ほとんど先生のような立場でここ数年が学園を過ごしていた。


「ねぇねぇ、リズ聞いた?」

「どうしたの?」


声をかけてきたのは、サクヤ・ジェイドで、リズの唯一心を開いて話しをできる親友である。サクヤは青みがかった緑の髪をしていて、目はオレンジっぽい色をしている。魔法の相性としてはお互いに補色しあっており、リズの唯一まともに戦っても良いと思える実力者であった。今は一歩リズより遅れているが、感覚を掴めばすぐに実力がついてくるであろう人である。ジェイド本来の力は単色ではなく複色による適応力の高さであるが、この魔法が衰退した時代には本人やその他の人が知るよしもなく、また家では伝説のような扱いで語られている。


「さっき聞いたんだけど、1年生の闘技大会で侵魔法っぽいの使った人がでたんだって!うちらが到達できていない極地に達しているかもしれない人が2人もいたみたいなんだ!」

「っぽくて、かもしれないだけで1年生が…え?…。本当なの?」

「本当だよ!あのアイドル気取りが言いふらしてて、気になった人が1年生に聞きに行ったところ、解説できないくらいの魔法だったって。その子に話しを聞きに行かない?リズならとりあえず話しができると思うから」

「私なら話しができるの?」

「できると思うよ!直接()()()に行った人が、空気のように扱われていて、その時に【相応の魔力もなくて近道しようと態々私たちに話しかけてきて、、、邪魔しないでくれる?切るわよ】って言われてて…」

「相応の魔力ねぇ。確かに的確とも思うし、私ならもしかするかもね」

「なら行こう!あ、装備はしっかり整えた方が良いかも」

「どうして?」

「剣使いの子、本当に切ったから。()()()かけた人の服だけバラバラにしてた」

「大丈夫その子?」

「1年生のクセにとか言わなければ」

「…手ぶらで行きましょう」

「はーい」


「どこに向かってるの?」

「1年生の演習場・白」

「白?」

「学園長から勝ち取って、あの子のパーティー専用の演習場ができたみたい。まぁ他の人いたらアホみたいな魔法ぶっ放せないと思うし賢明だな。これによって人が話しかけられにくくする目的もあるかも」

「私もこんな専用欲しいかも」

「うちらが好きにぶっ放せるの深夜くらいか」

「後片付けが大変なのは訓練しにくいよね」

「確かに、専用の演習場ならぐちゃぐちゃでもおかしくないな」

「やっぱ剣持ってこよ?」

「…考えてることは分かった。うちも用意する」


「わざわざ戻ったかいがありますように」

「サクヤ、心配ないと思うけど、喧嘩しないでね」

「舐めた口出さないことを願う」

「多分あなたより強いよ?」

「プライドが勝ったら格上と戦うチャンスと考えよう」

「私忠告したからね(中から感じるとても濃い魔力をサクヤは感じてないの!?私ちょっと怖いんだけど!…漏れ出てるよりわざとこの魔力出してる?何してるんだろう…)」


・・・

「いやーやっぱり学園長にお願いして、この演習場もらえたのはでかいな」

「学園長にそんな話しを持ちかけれるのアーテルくらいだわね」

「侵魔法とレイの姿から染色ショックの危険が…と言い繕ったかいがある」

「これで煩わしい人と会う機会減って快適だね〜」

「存分にぶっ放していいぞ。中で好き勝手できるように細工もしたし、学園長の監視を最低限に抑えているから。ここに俺らが何人いるかくらいしかわからないようにしている」

「さっすが〜!」


・・・


「黒は特にイメージと知識も大事だ。やりたいことは一通りイメージはできてるだろうから、そこの知識も深掘りしていく座学の日にしようか」

「知識モンスターからの座学は頭がパンクするんだよね」

「ついに来てしまった〜…座学の日がぁ。でもこれの後はすごい魔法を作りやすいんだよね〜」

「早速始めようと思ったが、とうとう来たみたいだ」

「誰か来たの〜?」

「学園長が度々何かあったら面倒見てやってくれと、毎回言ってきたあの人だな。はぁ、、、とうとう来たか」

「誰かしら?」

「見たらわかる。そうだな、魔力に威圧を込めて放出してみるか。2人とも練習だ、やってみようか」

「この時代の人で実力者か見抜く方法の一つね。魔力が見えないでどう魔法使うか不思議だけど、いいふるいのかけ方だわ」


星とブックマークが気になるこの頃☆☆☆☆☆

ここに辿り着いて読んで頂いた読者達に、☆⍇でもう少しだけご縁を繋いでいただければと思います。……✍︎(-ω-`*)


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