上位と十六
短いです。
大きな問題なく勝ち上がった3人は試合を眺めながら話していた。
「ミラちゃんは相変わらず速攻で決着つけたのに、マールちょっと時間かかっちゃったの悔しいな〜」
「私のスタイルだと全然起こるし、何なら一瞬で終わることもあるくらいだから、気にしないでよ。それよりあのノロマより早いんだから何の問題もないよ!ねっ、回復魔法師より遅かったレイくん?」
「流石に言い返せないからこの話しやめようよ!このブロックが終わったら次、ベスト16决める試合だからちょっと時間あるし、その間言われ続けるのはつらいよ…」
「確かに時間開くわね。まぁ次の対戦相手同士一緒にいてもだろうから、私たちは別のところにいくわ。せいぜい明日以降の我が身を考えながら待ってるといいわ。マール行きましょ」
「アーテルくんに首輪つけられないか相談してみよ〜!ちゃんと目立っていい方法ないかな〜」
「マール!負けても文句言うなよ!」
ごくっごくっごくん
こうしてミラとマールと別れたレイは今まで隠していた魔力回復薬を摂っていた。
「アーテルにはこんなゴミ喰らうなと言われていたが、今日だけはなりふり構ってられない!」
魔力回復薬は摂るだけで魔力量を戻してもらえる代物だが、自身の自然回復量や最大魔力量があがりににくいから使うと言われており、特に色が透明なため自身の魔力との色の強さに影響するので使うなと言われていた。また自然回復量があがりきった世界に行くと、薄と色級の魔法を使ってもほぼ誤差になるので、低いうちに我慢することが大事だと伝えられていた。実際薄クラスの魔力回復薬では目指しているところが現代の普通ではないレイに対してそのデメリットが刺さるものではある。等級が高いとしてもそのデメリットは拭いきれない。
一方、別れた後のマールとミラは特に何もすることなく、話しに花を咲かせて特にアーテルや黒について話しているのであった。
「これで準々決勝は終了で〜す!勝ち残った皆さんは少しでも休んでてね〜!今から白熱するベスト16を決める試合を始めま〜す!ここで勝つのと負けるのでは今後の成績への影響は計り知れないほど大きいので全力を尽くして戦ってくださ〜い!でも、トーナメントにきて一勝もできない人はリーグ戦の相性とか運が良かっただけと見られるので、それくらいは仕方ないかな〜。そろそろ始まるので負かされた人は全力で応援してあげて!そうしないと相対的に弱いことが明らかになっちゃうからねっ!」
「「「「「うぉーーー!!負けるなよーー!!」」」」」
「結構えぐい毒吐くわね」
「多分昔それで嫌な目にあってそう〜」
「1年生ながらその意識持ってるとメンタル弱い人は落ちぶれそうだわ」
「まぁこの学校に来てる時点で負けることがまずダメなはずだけどね〜」
「実家に帰ったら親にネチネチ文句を長ーい時間聞かされることになるってことだね」
「アーテルくんに感謝が絶えないよ〜」
「抜け駆けは私もちょっと怒るかもしれないからね」
「わぁ〜ミラちゃん本気だ〜」
「そこはあなたの方が何倍もやばいわよ」
「ベスト16決定戦に出る人全員目がキマちゃってるー」
「下手な逸らしかただわ。そんな棒読み言うくらいなら黙ってなさいよ」
「それでは準備ができたみたいなので始まるよ〜!」
『『『『始めっっ』』』』
この試合は決勝、準決勝に次いで盛り上がる戦いである。何せ自分の立ち位置、見られ方がが変わるものであるからだ。関わりがないものから見るとどんぐりの背比べであるので、惨じめなことは今後立場が変わると理解する人たちであった。
・・・
「決着が皆んなついたね〜!負け人はトーナメントでたと言いふらさないことをお勧めするよ〜」
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