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次戦と観戦


「それでは2回戦を始めま〜す!・・・」


スムーズに試合が流れていき16回戦がサクッと決着がついた。一様どんな人がいるか見るために見ていた3人だが、対したことないと思い次の4試合は見ることもせず、会場の外で混まないうちに早めに昼食を取ることにしていた。


「やっぱり特に気にかけるべき人もいなかったし、この2人が1番の難敵になるわね」

「質量で攻撃する人はもう少し魔力があれば脅威ではあると感じたな」

「まぁあの程度なら正面から叩き切ってやれそうだし、自身付け直そうとしていたみたいだけど、軽くへし折らせてもらおうかしら」

「ミラちゃんあの子とあたるみたいだからね〜。あんまりいじめすぎないようにねっ」

「まぁ斬って終わりって感じにでもしておくわ」

「ミラちゃん、マール思ったんだけど、アーテルくんと連絡取る方法がなくてここに呼べないよね〜」

「確かにそうね。アーテルならその方法くらい持ってそうだけど」

「レイくんにはもちろんそんな方法ないと思うけど、いつもどん感じにしてたの〜?」

「部屋一緒だし気づいたらいるから特に気にしたことなかったな。聞きたいことは帰ってきて聞くつもりで後回しにしてたから」

「やっぱり役にたたないね〜」

「フクロウ飛ばす方法しかないんじゃないか?」

「頭が硬いわね。アーテルがそんな方法使うと思えないわ。なにかしら常識がひっくり返る方法は持ってるはずだわ。マール、明日でも聞いてみようよ」

「そうしよう〜!」


大会のことなど微塵も気にしていない風にしているが、レイとマールは心の中でかなり熱くなっており、今後のためにも必ず勝っておきたいマールと、自分の立場をしっかり確立するために負けるわけには行かないレイと話しながらもバチバチになっていた。

そしてこの世界での通信方法は魔法で作り出した自身のフクロウを送る方法が一般的になっている。一度行ったことのある場所に送ることができるのが普通のフクロウだが、扱いがうまい者だと対象の魔力に対して送ることができるので、特に王宮の中のものはこのレベルではないと伝達係のスタートラインにも立てないといった方法がある。しかし必ず届けられるものではなく、魔法で作り出した擬似生物に現実の手紙など紙類を送らせる方法になるので、どこかで人に狙われて潰されたり盗まれたり、空の魔物と運悪くバッティングすると届かなくなる。擬似生物がいなくなると本人は感じることができ、急にいなくなることと、受け取って対象が魔力を流して消える方法と区別はつけられるので、簡単な状況の把握は可能である。


初戦が終わり、2回戦目が実施されていたがアーテルは昨日と同じく学園長と一緒に試合を見ているのであった。


「今日もここで見るはめになったか」

「そう邪険にするでない、悪いことでも無かろう」

「まぁ全学年の全試合をかいつまんで見られることは悪くないですが、こんなに俺といてていいんですか?」

「学園長だからな、好き勝手できるわけじゃよ。ほっほっほー」

「権力ジジイにしか見えん」

「そのために頑張ってきたからのぉ。まぁ学園がよくなるようにやる時はちゃんとやっておるんじゃぞ?」

「俺はその姿を知りませんが」

「こんなに規則を破って好き勝手している奴がなにを言う。ワシに感謝するくらいあってもよかろうに」

「…」

「まぁよい。ここで見るのも悪く無かろう。他の生徒が見たくても見られない特権を使えているわけじゃからな」

「まぁいいですよ」

「それに昨日からはためらいはないみたいじゃな。今日もふらっと飛んできよって。ワシの心臓が飛び出るかと思ったわい」

「まぁもう言っちゃったんでいいかなと」

「それにしても昨日は一本取られたわい。あんなものサクッと仕込めるなんぞ、この学園に敵はいないのぉ」

「面倒はいますがね」

「お国に突き出してもいいんじゃぞ?素晴らしい生活が待っておるぞ」

「それって監禁されて、その中で自由で素晴らしい生活ってことですよね。まぁ拘束はされないので気にしないですが、こき使われるのは癪なので学園長に忖度します」

「君のようなものを排出したとなるとわしは名誉学園長で一生安泰だったんだがな」

「今も十分安泰じゃないですか」

「ほっほっほー、まぁおもろい者もいるから試合を見てやれ」

「見てますよ。実況付きなので集中力の割き方も簡単に割り振れるので」

「そうかそうか。お主のパーティーは飽きて雑談が多いようみたいだが?」

「まぁ見てる風でしょうね。まだそこまでマルチタスクはできないと思うので。これは何人もの分身を作るイメージで行ってるので、俺は全て把握できます。まだやり方話してないので、気になることが起きるまでだべってるんでしょう」

「まぁ仲良くやってるみたいでよいぞ。自分も混ざりたい感じがごく僅かに漏れ出ているくらいには染まってきたのだろう」

「見抜かれる人といると居心地悪いですね」

「お、4年生のこやつは面白い魔法使うぞい」

「話しに乗っておきます」


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