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経過と集団


今日から2Qが始まった。

いつものように朝のホームルームだけ皆んな顔を出していた。侵クラスの人たちは基本的に訓練場や演習場で技の磨きをあげたり、授業に出たり、サボったりする人が多かった。

アーテルは授業に出たり、図書館で本を読んでいたりとインドアよりの学園生活を送っていた。またたまに街に遊びに行っていて、食料を保存する大事な任務もこなしている。レイとは生活のリズムがずれている為、安心して収納を使いまくり、悠々とした食生活を送っていた。アーテルは他の人がよくこんな食堂で耐えられるなと感じており、身分が高いと良いご飯食べてるはずなのに、どうしているかも気になっていた。喋る相手がレイしかいないアーテルは気軽に聞く人もいなかった。

レイはというとほとんど訓練で時間を費やしていた。たまに興味がある魔法学の授業にでていたが、アーテルに教えてもらう方が身になると思い、たまに指導をお願いしながら、訓練を続けていた。


「今日から2Qが始まるが、早速1人新顔がいるのぉ。簡単に説明してやるが、このクラスは基本自由にしてもらってよい。授業にでるも訓練するもサボるも好きにして良い。外に出るのとだけはダメだがな。求められるものは1つ、実力をあげること。下のクラスより実力がないと降格になり、いままでの自由は無くなり学園の縛りにそのまま従じてもらうことになるクオーターごとの試験で周りを圧倒すれば良い。まぁこんなとこだが、今期からは実践が行われるので、スケジュールに沿って出席をしてくれ。内容は特に定まっておらんが、集まって訓練をすることが必要になる。周りとの協調や比較をするために設けておるので存分い活かして欲しい。また今後パーティーを組んでの実践もあるので、早めに固まっておくことをおすすめする。パーティーができたらリーダーはわしに申請しにきてくれ。こちらも把握しておく必要があるからのお。加入は簡単じゃが、移動や脱退は少々面倒にしておるので、慎重に決めるのじゃ」


担任の学園長が朝のホームルームでこう告げていた。


「アーテル、パーティーって言ってたけどアーテルがリーダーでくんでくれない?正直一番強いしためになると思って…」

「あーー、別に良いぞ」

「本当!?ありがとう!じゃ早速申請手続きしよう!僕も一緒にいくから学園長のとこに行こう!」

「そんなに急がなくても良いんじゃないか?」

「急ぐ必要があるんだよ!あぁ、早速きちゃったよ〜」

「ん?」


そういうと銀色の髪をした小さい女の子と、水色の髪をした大きい女の子が話しかけてきた。2人が並んでいるので身長的な見た目で判断していたが、女性らしさは身長と真反対であった。


「アーテルちょっといい?」

「なんだ?」

「マールたちもパーティーに入れて欲しいの!レイくんとの会話聞こえちゃって、リーダーになると言っていたから、ぜひ加えて欲しいと思って来たの!」

「正直一人でもいいと思っていたところだから、ちょっと待って」

「2人もまず自己紹介したら?アーテル誰だか分かってないよ」

「えぇ〜?私たちのこと知らないの?分かった!私はマール・シルバーですっ!よろしくね!」

「…ミラ・スカイよ」

「うん。分かったけどちょっと待ってくれ」


アーテルとレイは少しはけてから話していた。


「レイ、俺はお前が組みたいと言ったからパーティーを組むことに反対せずいいと言ったけど、他の人は俺めんどいぞ」

「あっ、そうだよね。アーテルなら1人でもパーティー相手にも問題なかったよね。でもお願い!僕は短い間だけど色々指導してもらっていて、これ以上ないほど成長を感じているんだ!だからパーティーは組んで欲しい!」

「レイ、お前の頼みなら分かったが、あの女2人はなんだ?」

「知ってる?アーテル実は意外と評判いいんだよ?ホワイト家の偏見が取れたことも大きいんだけど、そもそものアーテルの強さとかっこよさに結構近づこうとしてる人はいるんだよ。正直僕はアーテルが今どこにいるか?という質問は1Qで散々されてたんだよ?」

「え、そうなん?」

「教室で魔法使ったこととか尾ひれから背びれまでついて学園中に広まってるよ!パーティーを急いでいたのも、上級生に取られる可能性があったから急いでいたんだ。」

「なんで俺にそのこと言わなかったんだ。授業だって出たりしていたが…」

「直接言わなきゃ意味ないでしょ。それに結構部屋にいることが多いでしょ。僕から言って面倒くさくなったりしたら僕が嫌だったのもあるけど、本当に近づきたいなら自分で言うようにって言ってたんだよ」

「今ならレイ経由の方が第一印象よくなるけど?」

「それはどうしてもって人以外やらないよ。僕の時間割いてでもこの人ってね」

「とりあえず話しは分かった。であの2人はなんだ?」

「あしらっても結構話しかけに来てた人たちだね。なぜかアーテル探しが下手な2人だね。多分見つけてたらその時声かけに来てたと思うよ」

「あぁ、、、それ俺が逃げてたかも。なんか獰猛な魔物に追われてるような感じした時はさっさと部屋帰ってたから…」

「それなら一度話しくらいしてあげたら?その後の判断はアーテルが決めて。僕はアーテルと居られればいいから」

「まぁ分かった」


アーテルが1人でいいと思っていた理由は隠し事が多いので、自由に使えなくなるからであった。レイにはまぁ見せてもいいと思ってはいるが、ここで新たに人がくると自由で無くなるため躊躇っていた。

アーテルはレイに対してかなり心を許しており、同じ部屋で生活をしながら、毎晩気絶修行の面倒見ていたりしているので、そろそろ自分の自由のためにも軽く黒魔法の秘密を打ち明けてもいいかと思っていた。黒魔法の存在からレクチャーする必要があるが、、、

アーテルは話しかけてきた2人と少し話しをして見込みがあったり面白いやつならパーティーに入れても良いと考えを改めていた。


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