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同窓と派閥



クラスの振り分けを見たので、早速教室に行ってみることにした。

21人しかいないクラスであるが、現状この年代で優秀とされた人たちだ。ぞろぞろと人が入ってきており、落ち着いたところで担任がやってきた。


「ほっほっほー。さぁ席についてくれ。今年は見込みがある者が多いのでな、たまにはわしがクラスを見てやることにしたので皆5年間わしの顔を見続けられるものは何人いるかのぉ。そして1年生1Qの主席はアーテルじゃ。良い刺激になってレベルの高い学年になりそうだの〜。さて、皆も知っているだろうがわしはこの学園の学園長であるカイザベル・ブロンドじゃ。聞きたいことや困ったことなどはわしに気楽に相談するようにな。そして毎日9時にここへきて出席だけとる。忘れるでないぞ。特別な理由がない欠席が続くようだと落ちてしまうかもしれんからな。では解散。あ、後アーテルくんはこの後学園長室にきてくれ」


「やぁみんな!同じクラスになった者同士よろしく!俺は家がシーレックスに属している、ルルーク・トルマリン。気軽にルルって呼んでくれ!」

「けっ、カラーがでしゃばるなよ」

「ここで仲良しごっこでもしてるより訓練した方がましだな」

「おぉ、おぉ、流石貴族はここでも偉そうにしてますね〜。お家の影響がほとんどないここでそんなことしたら、落ちた時知りませんよ〜」


侵クラスの割合として、カラーが3割、貴族家が7割となっていた。

そしてアーテルは足早に学園長のところへ向かおうと思ったのであった。


「どこにいくんですか〜、アーテルさん。この学年トップ、いや5年生でも勝てない人いるかもしれないくらい頭抜け出している人は馴れ合いとかしない方なんですかね〜」

「(やっぱ絡まれるよな)まぁクラスごとで何かすることはないけど、チーム戦はあるみたいだから、ある程度最初にグループ作った方が良いんじゃないかな」

「あくまで学園を優先するとのことですか〜」

「まぁ人それぞれでしょ。嫁婿探しをメインにしている人もいれば、出世のためにがんばる人もいるし、そこら辺は意識が同じ人たちでやれば良いんじゃないかな」

「そうですか〜。ちなみにアーテルさんはここで何を一番なさりたいんですか?」

「ホワイト家は上手く立ち直れることかな」

「そのためには社交性や仲間が必要ではないでしょうか?」

「方法は色々あるけど、その手段は両親がしているから俺はしないよ」

「他の手段とは?」

「お前名前は?その青髪、シーレックスか?」

「おっと、申し遅れました、私はシーレックスのロイド・アクアと申します。して、他の手段とはどうしていくのでしょうか」

「手の内を明かせというのか。それは喧嘩を売っていると受け止めても良いのかな?」


この話している最中に教室の中を包み込む、ホーリーチェインを発動していた。


「流石ですね〜!これは濃?いや侵までありえるか? おっと、そういうわけではないですよ〜。いやですね、お手伝いしましょうかと思って聞いていたんですよ〜。なのでその物騒な結界は解いてもらえますかね?」

「必要ない。方法はいくらでもあるからな」

「では。ぜひ気が向いた時に〜。まぁ貴族家の方が基本的に多いので魔法家同士で協力できたら良いなと思っておりましてね。そこで上手くいけばホワイト家の名前も広がると思ったから声を掛けさせてもらいましたよ〜」

「少し上から目線のとこがムカつくな。下に見ていることを隠して話しもできないのか」

「お気を悪くさせてしまったら申し訳ございません。私は無詠唱で魔法は使えないので、この結界をといてもらえますかね。みなさんも体調がちょっとづつ優れなくなってきておりますので」

「「「お、おい、早くここから出せ!」」」

「…」


バタバタバタバタ


「ありがとうございます。いやはやこの結界はとんでもない効果がついていますね!侵食級で間違い無いでしょう!チーム戦で余れば私のところへ来てくださいね。強い方は歓迎しますので」

「…」


ロイドが教室をでていき、レイが話しかけてきた。


「アーテルってばつよすぎ!マジで死ぬかと思ったよ!」

「ん?そんな圧あった?」

「いや、結界の魔法だよね?あれの効果だと思うんだけど、MPが徐々に勝手にへって言ってたんだよ!ステータス見てたから効果に気づけたんだけどね!」

「そうか(これにそんな効果があったのか。あの時は強すぎるのと未熟な魔法の立場だったから、誤差程度で気づかなかったんだな)」

「それより学園長のとこにいくんでしょ?」

「何を話すんだろうか」

「アーテルなんかやらかした?」

「レイ基本ずっと一緒にいるだろ」

「だよね〜」

「まぁ行ってくるわ」


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