表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/60

学園と同室


学園に入学する日がいよいよやってきた。


「父様、母様どうかご心配なさらず。僕は負けずにご先祖様の力を扱えるようになって見せます!」

「アーテル、不甲斐ない家で申し訳ない。だが努力は報われると俺は信じているので、めげずに学園で力をつけてきてくれ」

「辛くなったらいつでも戻ってきて良いからね!」

「ありがとうございます。それでは行ってきます!」


(この口調疲れるなぁ。学園ではもう少し楽するか)


この学園は全寮制になっており、地方からくる者も大貴族も全員寮で過ごすことになるのだ。

ちなみに平民級の人たちとは学園へ入学する資格はなく学舎に通っているので、基本的にいじめの対象になるのは薄色と男爵級が相場となっている。


「立派な学園だな〜。図書館も広そうだし、これが常に身の危険がなく普通に過ごすということか〜!」


人との感覚が大きくずれているアーテルはそもそも親がいることがこんなにも温かいのかと感動したり、団欒を知ることで転生前の孤独を知っているアーテルからすると求めていたものであった。

そして学園で友達とかと遊ぶと行ったことに憧れていた。元魔王も肉体年齢やもう一つの魂に引っ張られて子供っぽさも持ち合わせているのであった。


「まずは寮に向かって、荷物を置いてと、3日後に入学式か。それに同居する人はどんな人だろうか」


寮に向かうために手ぶらで学園の校門に来ていた。


「今年度から入学しますアーテル・ホワイトです」

「アーテルだな。…。よく来た. しっかり学んで行くんだぞ。寮はあっちにあるからそこへ向かえ」

「ありがとうございます」


ちなみにアーテルは普段勇者が話していそうな口調で話すように努力をしていた。


寮についたところで寮母に話しかけた。

「今年度からここで生活させてもらいますアーテル・ホワイトです」

「よくきたねアーテルくん!あなたの部屋は4階の角だわ。これがキーよ。これなくすと入れなくなるから気をつけてね。ちなみに再発行は金貨1枚取るから注意してね。基本的には収納の魔法があるならその中に、なければ個人用魔法バックを持っておくことをお勧めするわ」

「ありがとうございます」


個人用魔法バックとは登録した人しか中身を取り出せない収納バックでサイズは財布サイズ、ミニバックサイズ、バックサイズが基本であり、内容量は見た目と違い財布サイズで四角い登山用のなんとかフェイスの大きさである。ミニバックでスーツケース2個程度である。

そしてアーテルは当然のように収納魔法が使えるのでそちらにしまっている。

寮母がここまで注意する理由は部屋の中まで勝手に侵入される恐れがあるので、最初にしっかり警告しているのだ。落としたりすれば金を巻き上げられることになるし、盗み屋、いじめ、もはや魔窟である。

収納の魔法を持っているものは学園の100人に1人程度で、バックを持っている人は9割である。最初に痛い目を見た人か情報をしっかり集めている人は買っておくのが普通である。

寮棟は5つあり各学年ごとに振り分けられている。5年制の学校である。

寮は5階建てでH型をしており男女が分かれている。


入学試験のようなものはなく資格で入学可能か判断がされる。そこからのクラス分けは実力によって決められる。魔法レベルと同じ名前でクラスがついており、侵食級までの4レベルに分かれている。黒級は存在するが、そもそも現代では誰も到達することができないので、幻になっている。


アーテルはどの程度の魔法を使ってどのクラスに入るかを考えていた。

一番上のクラスに配属されることが最も重要とされており、今後の貴族生活に置いて強力な武器になる。そして学園での制度でかなりの高待遇が約束されているためここを目指して皆必死になっている。

アーテルはあまり貴族社会に顔を出しておらず、理由は両親にまだ辛い思いをさせたくないという理由であった。没落寸前と言われているので、かなり格下に見られているからだ。

そのためここで侵食級を使うか悩んでいたが、家のことも知ってはいたことと、高待遇はやはり魅力的であったので、使って行くことにした。白魔法以外で使うと怪しまれるので、昔教えていた内容と聞いていた内容を思いだす記憶巡りをすることにした。


コンコン、ガチャッ


さてここで()()()()ふと思った。口調をどうしようかと。楽にするとオラオラすぎるし、勇者すぎても疲れると感じつつも。上手くミックスさせて話すことにした。

この口調を決めておかないと誰が話しているか続けて会話している時に誰かわからなくなってしまうので…


「はじめまして!僕の名前はレイ・インディゴ、よろしく!」

「俺はアーテル・ホワイトこれからよろしく!」

「アーテルは白魔法が使えるの?」

「使えるよ(どの程度使えるかはまだ言えないかな)」

「そうなんだ!何級まで使えるの?僕は氷魔法がメインでね、濃色級使えるよ!まぁでも使うとぶっ倒れちゃうけどね」

「そうなんだ。すごいね!」

「お父様からかなり期待されているから、しっかりここで上位クラスに入って、成績を残したいんだ!」

「そうか。頑張ろう」

「僕は入学式前日まで一旦外に出て買い物とかしてくるけど、アーテルはどうするの?学校始まっちゃうと外出にくくなるよ?」

「え?そうなんだ?なら少し俺も出ようかな」

「じゃさ一緒に行こうよ!」

「分かった」

「さっそくいこう!」


星とブックマークが私の寿命を引き伸ばします!気に入ってもらえましたら、数秒のお時間で寿命伸ばしにお力添えをお願いします!

感想やコメントいただけたら励みになります。

……✍︎(-ω-`*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ